一泊二日の山形の旅から帰ってきた。東北自動車道・山形自動車道と乗り継いだ車の旅だった。行きも帰りも、同じ会派を組むTa議員が運転してくれて、僕は助手席に座っていただけなので、とやかく言える立場にはないのだが、やっぱりそれでもけっこう疲れた。
山形市は、初めてではない。かつて、書店経営をしていた頃、書店関係の仕事で一度、中心商店街に建てられた立体駐車場の視察に一度行ったことがある。どちらも七日町商店街を訪ねた。
七日町商店街と言えば、その頃は百貨店が複数並び立っていた東北地方でも有数の繁華街だった。羨ましいくらい人で溢れていた記憶がある。

ブログで紹介した「カラフルパレード」も、この商店街で行われた。参加者は170人と発表されたが、沿道で見ている人はまばらだった。
もっとも、七日町は、かつての県庁の前から延びる商店街である。今も山形市役所が通りの端にある。それを考えれば、日曜日より平日の方が賑やかなのかもしれない。
夜の街も歩いた。やはり人通りは多くない。でも、2軒入った居酒屋は、どちらも混んでいた。それこそ日曜日の夜だというのに・・・。
古くからの中心商店街と繁華街(飲食店街)は、隣接しているケースが多い。銀座がその最たる例だ、と商店街の大先輩が言っていた。そして、商店街の元気が無くなれば、段々と飲食店街に侵食されていくと、金沢市の片町と香林坊を視察に行った時におっしゃっていた。確かに、今の土手町を見ていても、飲食店の進出が目立つ。
今日、弘前に帰る途中、盛岡南インターで、一旦高速道路を降りて、ロードサイドの大型ショッピングセンターに立ち寄った。中には、中華やパスタ和食等の、10店ほどの専門飲食店が軒を(?)並べていた。平日の午後だというのに、大勢のお客様で混み合っていた。定額での”食べ放題”という掲示が目立った。
飲食店の力は大きい。味・値段・サービス・ネームバリュー。中心商店街の活性化策を考える際には、そういったことを考慮にいれるべきだろうと、999円(税込み1099円)食べ放題というヤムチャ店の中で考えた。(12299)