今泉昌一の 私事時事

前弘前市議会議員 今泉昌一の  私的なはなし、市的(?)なはなし

2023年06月

ホッピーdeハッピー


 30年来の友人が、カダレ横丁の中で、飲食店を開業することになった。名づけて「ホッピー道場」。ホッピーを本格的に飲ませる店が弘前には少ないということで、その隙間を狙ったコンセプトのようだ。 
 正式には7月7日(金)のスタートなのだが、今日は1週間前のプレオープンイベントが行なわれた。彼に開業を薦めた、あるいはカダレ横丁を紹介した手前もあって、お祝いの一升瓶を携えて訪ねて行ってきた。
 ホッピーホッピーを飲んだのは、もう45年振りだろうか。大学を卒業して、浦和にある書店で、修業をしていた当時以来だ。
 その書店は、全国の書店の二世三世を集めて、本屋の仕事のABCや簿記会計等を、2年かけてたたき込んでくれるという、言わば書店学校のようなところであった。「研修生」と僕らは呼ばれていた。全員、北浦和にある寮で、寝食を共にした。書店の大小の違いはあっても、同じような境遇で育った者同士、短い間ではあったが、深いおつきあいをさせていただいたように思う。
 その寮の近くに、ホッピーを飲ませてくれる店があった。マスターと奥様だけで切り盛りしているような小さい店であった。一日の仕事のあと、門限までの間、研修生仲間とよく呑みに行っていた。
 同じ青森県出身の研修生と行った解きだったと思う。僕らの津軽弁を聞きつけてか、マスターだったか奥様の方から話しかけてきた。実は自分たちも青森県生まれなのだと。へー、どちらですか? と尋ねたら、弘前だという。そこで意気投合した。「今泉だ」というと、本を買いにいったことがあるというので、益々嬉しくなった。
 その日はしこたま呑んだ。ホッピーというのは、焼酎を、ビールのような炭酸水で割って呑むというしろものだ。口当たりはいい。喉越しもいい。だから、アルコールの度数は強いのにもかかわらず、ついつい飲み過ぎてしまう。翌日の仕事に差し障りが出たことは言うまでもない。でも、そういうことは、当時はしょっちゅうあった。
 そんなことを懐かしく思い出しながら、カダレ横丁のカウンターでグラスを重ねた。あの時のように、酔い過ぎてしまいそうになったので、2本目のホッピーの瓶を開けたところで帰ってきた。
 お通しで出ただし巻き卵は絶品だった。メインディッシュのちゃんこ鍋も美味かった。味は僕が保証する。7月7日、正式にオープンをしたら、このブログの読者の皆様も、是非一度呑みに行っていただきたい。安い! 美味い! ホッピーでハッピーに・・・って、ベタなコピーだなぁ。(6972)
 

テレアポ嫌い


 何が気に入らないといって、電話での勧誘ほど嫌なものはない。テレフォンアポイントメントと横文字を使えば洒落ているとでも勘違いしてるようだが、早い話が電話ほでの強引な物売りである。
 例えば、午後8時過ぎ、晩酌を呑りながらテレビを視ていると、突然呼び出し音が鳴る。先ず、それが気に入らない。相手先を訪問するのと同じように、知らない家庭へ電話をかけるのにだって、相応しい時間とそうでない時間というものはあるだろう。
 何だろうと出てみると、「こちらNTTの〇〇の△△と申しますが、お宅様の電話回線のことで・・・」と標準語でいきなり話しかけてくる。NTTだけ大きな声で言って、その次の〇〇や△△は心なしか小さな声で、しかも早口である。知らない人は、天下のNTTからだと勘違いしてしまうだろう。それも気に障る。
 「今、当社に当社に回線を切り替えれば、電話代が月額〇円安くなります。工事費は無料です・・・」と矢継ぎ早に用件だけを話してくる。電話で一方的に言われても、何が何だかわからない。一通り説明を聞いたあと、向こうが一息ついた隙を見計らって、「今、間に合っています」と急いで受話器を置かなければ、契約するまで、何時間でも喋りつづけそうな雰囲気だ。
 大体にして、お客様に商品なりサービスなりを買っていただこう、というのに、電話でことを済ませようという、横着な商法が最も嫌いだ。面と向かって合って、カタログなりパンフレットを前に、丁寧に商品(サービス)内容を説明し、相手の質問にも誠実に答え、充分に納得してもらった上で契約を交すのが、商売の王道ではないかと、昔気質の僕は考えるのである。  
 行きつけの居酒屋の主人から相談を受けた。テレアポの回線切り替え勧誘で何回も痛い目にあっているという。安くなると言われて切り替えたのに安くならない。工事費は一旦支払わなければならないが、一定期間使用すれば後日返却されると聞いたのに、一向に返ってこない・・・等々だ。
 そこに、また新たな勧誘があった。その電話を僕がとった。電話じゃわからないから、直接会って説明を聞きたいと言ったら、弘前まで来るという。それが今日だった。
 僕も立ち会って、スマホで会話の内容を録音し、最後に、提示された条件(電話代、工事費・解約金・違約金等)を箇条書きにした紙にサインをもらった。勿論、それだけで充分とは思わないが、少なくとも電話だけの勧誘よりは信頼がおけそうな気がした。
 あとは、回線切り替え後に、本当に料金が安くなっているか、工事費等が請求されていないか等だ。後日請求書が来ないとわからない。もし、約束を違えていたら、また僕の出番だ。4期16年間の議員生活で培った”詭弁論理術”で、真っ向から相手にクレームを申し立てよう。
 でもまぁ、そういうのは相手の方が数枚も上手そうだなぁ・・・。(4634)

商売受難時代


 市議会議員を辞め、県議階議員選挙に落ちて以来、僕の生活は、大きく変化した。何せ無職なのである。
 まず、家計簿(お小遣い帳)をつけ始めた。小学生の頃以来、幾度となく挑戦してきてはいたが、一度たりとも長続きしたことがなかった。それがもう2ヶ月続いている。
 それと、新聞に折込まれてくるスーパーのチラシに目を通すようになった。”値引き”だとか”お買い得品”なんて文字を見ると、サインペンで〇をつけて、買いに走ったりもする。
 つまりせちがなくなったのだ。齢68歳にして初めて、家計をやりくりする主婦の気持を理解しつつある。今日もCO〇Pストアに行って、98円均一セールの野菜や肉を購入してきた。
 スーパーと言えば、昨日の新聞には、木村守男元知事死亡の隣りに、これまた大きく、S長倒産の記事が掲載されていた。僕は、自分自身で、県内では大型と言われた倒産を経験しているので、4月のホテルニューキャッスルの時もそうだが、このような記事を見ると、自分のことのように胸が痛む。
 地元資本の大手スーパーの倒産は、僕が知る限りでは、青森が本社のK屋、弘前のMエスについで、これが3件目だ。 特にMエスは、書店経営時代から取引をさせていただいていたので、他人事ではなく心配をした。倒産経験の先輩として、解雇された従業員の相談に乗ったこともある。
 いずれも、市内だけでなく、津軽地域一円に店を張り巡らしていたチェーン店だ。いまさらながら他店舗経営の難しさを考えないわけにはいかない。
 僕は、申し訳ないが、S長さんには、一度しか行ったことがない。家から遠いというのが、その一番の理由だ。
 でも、よく使っていたという人からは、「魚が新鮮で良かった」という声をよく聞く。得意分野を持ち、地域に愛されたスーパーマーケットだった。
 コロナは5類に移行になったとはいえ、まだまだ人出は完全には回復していない。加えて、原油価格高騰や輸入品目の値上げが続いている。市内の経済は、予断を許さない状況下にあると言ってもいい。  
 「今泉さん、もう一度本屋をやってみたいと思いますか?」と聞かれた。残念ながら「うん」とは答えることが出来なかった。「商売」には難しい世の中だと、つくづく感じている次第だ。(3839)

また一つ巨星が・・・


 木村守男元青森県知事が亡くなった。今朝の地元紙の一面で、大きく報じられていた。
 氏の功績については、評価はまちまちかもしれない。でも、青森県政界の中で、一つの時代を築いた偉大な政治家の一人であるということは間違いなく言えると思う。
 僕自身、必ずしも政治的スタンスが全面的に共鳴しているわけではない。何せ僕は、保守でもないし革新でもないしかといって中道でもないし、まぁ、極めていい加減な立ち位置なのだ。ただ、木村守男氏には昔から深いご縁をいただいてきた。
 中学校の時だったかと思う。氏がまだ県議会議員の頃だ。床屋に行ったら、隣の散髪台にいたおじさんが、妙に親しそうに話しかけてきた。そして終わったあと、僕に名刺を差し出した。それが氏との最初の出会いだった。たまたま床屋で一緒になった中学生にまで名刺を渡す。今思えば、それが木村流と言われた選挙の極意だったんだろう。
 ひょっとしたら時期が前後するかもしれない。同じく県議階議員の時代には、父が経営していて書店ビルの3階に事務所を構えていた。店子さんだったのだ。氏は、ずーっとそれを憶えていてくれて、知事になった後も、「今泉さん親子には足を向けて寝られない」などとお世辞半分以上なんだろうが、時々おっしゃって下さった。
 本もよく買ってもらった。衆議院議員になられてからだ。あるとき政治資金パーティーの引き出物として、何かの本を数百冊購入してくれた。
 そうなればこちらもパーティー券を買わないわけにはいかない。2万円だったか3万円だったかの券を持って、いそいそと会場の市民体育館に行った。凄い人数だった。せっかく大枚をはたいたのだから、その分飲み食いしなければならないと、人混みを掻き分け掻き分け料理テーブルの前に辿り着いた時には、もうあらかた食べる物は無くなっていた。なるほど、政治資金パーティーとはこういうものおなんだと、まだ30歳になったばかりの僕は、しみじみと感じた。  
 紀伊国屋が弘前に出店してくるという時の話だ、書店組合を挙げて反対をしていた。当時僕の父は書店組合の理事長。組合を代表して、父と僕は、氏の実家まで、何とか出店を取りやめさせてくれるよう陳情に行った。当時の県の政界の中では、我が家はむしろ田沢吉郎氏や津島雄二氏の方が、血縁的には近いのだが、やはり一番頼りになりそうな政治家ということで、訪ねていった次第だ。  
 残念ながら、その効果もなく、紀伊国屋は大々的に出店をした。おそらく政治家を使うという点では、向こうの方が一枚も二枚も上手だったんだろうと思う。
 他にも、青年会議所時代のエピソード、附属中学校同窓会総会時の出来事等々、思い出には枚挙がない。僕にとっては、いつの時代も親しみを感じさせてくれる政治家だった。
 北村知事の高齢多選に、果敢に挑戦した木村さん。機と見るや自民党を割って出る決断力を見せた木村さん。幾度かの落選にもめげず志を果たした木村さん・・・。なんとなく小粒になってきているようにも感じられる今の県政界に、木村守男さんのような異才を放つ政治家が出現しないものかと、秘かに期待するものである。合掌(6739)

目指せ市議会ウォッチャー


 我が家で定期購読をしている新聞はT日報紙1紙である。もう一つの地元紙M新報は、申し訳ないが、何か関心のある出来事があった時だけ、コンビニに行って買ってきている。
 他に、朝読毎産の全国紙はネットで、ほぼ見出しだけを読む。それでだいたい世の中の動きはわかったような気になることができる。
 唯一、毎朝届けてもらっているT日報紙だって、最初から最後ま一字一句是読んでいるわけではない大概が見出しとリードの斜め読みだ。興味のある記事だけをさっと読む。だから、新聞を読む時間なんていうものは、10分~20分程度くらいだ。
 そんな有様なので、議員を辞め無職になったのを機に、新聞を止めようかとも考えた。だってT日報紙の場合、一ヶ月3400円もする。無収入の身には、決して小さな金額ではない。困るのは死亡広告やお悔やみ欄を見られなくなるくらいだが、議員時代と違って、仮に欠礼したとしても、選挙に響くわけでもなさそうだ。
 が、思いとどまった。自分の新たなミッションを思いついたからだ。それは、市政並びに市議会を、客観的に観察し評価てみようという試みだ。
 まず、4年間、一般質問に立った回数を議員毎に調べる。ただ回数だけでなく、出来るだけ傍聴に行ってその内容もチェックする。傍聴できない時は、後日インターネットで確認する。
 次に、各議員の質問が、どれだけ新聞に採り上げられたのかを調べる。市政の課題の核心をついていたかを見極めるためだ。
 T日報紙の場合、新聞に内容が載るのは、複数人登壇しても一人だけだ。特に重要だと記者が判断した質問項目とその答弁が載る。これをチェックして統計をとっていく。
 M新報紙は、その日登壇した全議員の質問を載せてくれる。ただし、一人が複数項目質問したなかで、M紙に載るのは一つだけ。それも議員の思いの優先順位とはどうも異なっている。だからこれは参考にしない。
 ただ、T紙・M紙とも、議会の一般質問の記事部分以外で、例えば一面などでも、議員の質問を大きく採り上げることがある。これが重要だ。そういった記事を切り抜いて記録してみたい。  
 もっとも、中には”見出し狙い”の質問や、理事者側から要請されての質問らしきものも見受けられる。だから、単純に回数の多寡だけでなく、その内容も吟味しなければならない。
 なんてことを考えて、取り敢えずT紙は継続することにした。今日はまた、M新報本社を訪ねて,」先週の一般質問が載っているバックナンバーを買いそろえてきた。
 このブログの読者は、なんて暇なんだろうと思っているだろう。そう暇なのである。
 でも、4年後の選挙の時に、少なくても現職の議員に関しては、有権者が一票を投じる際の、良き判断材料を示すことができるものと考えている。間違っても4年間で一度も質問に立たなかったような議員が再選を果たさないようにするためにも。(4353)
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