今日は、シルバー人材センターからの仕事、危険物取扱者試験の会場案内誘導業務だった。今年に入って3回目。少しは慣れてきたせいか、周囲のことが気になったり、あれこれ考え事をする余裕が出てきた。
明け方からすごい雨だった。準備のために試験開始の2時間15分前に会場入りした時には小降りになっていたが、そろそろ受験生がやってくる頃になると、また一層激しく降り始めた。みるみる駐車場は水たまりになり、車は水しぶきをあげてやってくる。一緒に誘導係をしていてSさんと、「こりゃぁ、今日は来ない受験生もたくさんいるかもしれないな」と話をしていた。
ところが来るわ来るわ。170余名の受験生のうち、約9割は豪雨の中をやってきた。皆、たいしたものだ。根性が皆無の僕だったら、朝、雨音で目覚めた段階で、試験に行かないことを決めていただろう。
が、中には、不注意な人もいる。受験票の真ん中に、大きく顔写真を添付する欄があるにもかかわらず、それをしないで来た受験生がいた。受験票に写真がないと試験を受けることができない。
そうしたらその受験生は、写真を撮ってくると、どしゃ降りの雨の中を外へ飛びだした。しかも自転車でだ。試験会場への入場締め切り時間まで30分もない。僕らはハラハラして彼の帰りを待った。
タイムリミット寸前で、なんとか間に合った。彼は多分、メロスの心境であっただろう。たいしたものだ。
僕だったら、「受験票に写真が貼ってないと中にはいれません」と断られた段階で、諦めて帰っていたに違いない。「写真1枚で人生が左右されるわけでもあるまいし」と、変に開き直るのが、僕の69年間培ってきた人生訓なのだ。
試験会場は弘前工業高校だった。ここは、2棟の並列する3階建の校舎の両端に、やはり3階建の渡り廊下があって回廊のようになっている。
試験が始まって30分くらいした頃だっただろうか。ドドドドと、集団で走り回る音が、2階のほうから聞こえてきた。どうやら、雨でグラウンドを使えなかった部活の生徒達が、回廊をランニングしているようだ。試験の行なわれている教室の真上ではなかったが、誘導員の僕らでさえ眉を顰めるような大きな音だった。受験生にはさぞかし迷惑だったろうと推察する。
こんな雨の日に、わざわざ校舎内でまで練習をしなくてもいいのに、と非体育系の僕は考える。僕だったら、率先して「今日は練習中止。帰ろう」と提案するところだ。まぁ、コーチに叱られて、間違ってもレギュラーには慣れなかったであろう。
なんてことを考えながら就業時間が過ぎた。帰る頃には、雨はもうすっかり上がっていた。
特に力仕事があるわけではないが、4時間ほぼ立ちっ放しの仕事なのでそれなりに疲れる。家に着いてからリポビタンDをグイッと飲んで、束の間の午睡をとった。(4723)
下土手町側の入り口には、「棚卸しのために臨時休業」という貼紙があるだけだった、どこにも”倒産”とか”閉店”とかの文字はない。そのせいもあってか、人だかりはできていなかった。店舗前には、NHKのクルーが陣取っていたので、かろうじて何かがあったことが感じられるだけだった。
昨日、ようやく、件の猫が捕まった。早速、動物病院に予約の電話を入れた。病院に行くために着替をした。診察券も確認した。準備万端、いざ出かけようとしたら、猫は捕獲箱の中にいなかった。わずか10分かそこらの間に、逃げ出していたのだ。それも、定規で測ったら、たった4㎝にも満たない隙間を抜けてだ。