ひどい話である。明日から郵便料金が値上げされるのである。しかも、いきなり30%以上もの値上げ率だ。葉書にいたっては、63円が85円に、34.9%も高くなってしまう。
郵便事業は、ここのところサービスの低下が相次いでいた。土曜日の配達は取りやめ。翌日配達もしなくなった。サービスは悪くなるのに、料金は上がる。こんな有様を見るにつけ、郵政民営化は失敗だったんじゃないかと、過去の問題をほじくり返したくなる。
が、決まったことだ。文句をたれてばかりいても始まらない。そこで、ささやかな対抗策を講じなければならない。
今現在僕は、弘前読書人倶楽部、保護猫の会、主婦を中心とした市民団体、津軽厚志会他、いくつかの団体の事務局を引き受けている。これまでは、それぞれの会員の連絡は、葉書が中心だった。
以前からメールやLINEに連絡方法を切替えようとしてきたが、なかなか全員とまでは進まない。いずれの団体にも、パソコンやスマホを使っていない会員は少なからずいるのだ。
そういった団体にとって、葉書代の値上げは痛い。そこでまず、主婦の市民団体では、葉書による連絡を止めた。例会の場所は同じ場所だし、開催日も毎月18日と決まっているのだから、毎回毎回出さなくてもいいだろうとの判断だ。その代り、場所や日時に変更があった場合だけ、連絡をすることになった。
読書人倶楽部でも今日、ささやかな抵抗を試みた。
読書人倶楽部では、毎月、中旬から月末にかけて、例会と称してブックトークを行なっている。これまでだと、開催の案内は、その月の10日前くらいを目途に行なっていた。
が、来月からは、1回の郵送料が1000円近く嵩んでしまう。そこで、10月のブックトークの案内を今月中に出してしまおうと、大急ぎで今日作成し発送を終えた。届くのは明後日以降になると思うが、先日、元郵便局員が、明日の朝一番でポストから出てきた分までは旧料金でいいと言っていたから、多分、不足料金はとられないで済むだろう。
来月以降はまた対策を考えよう。
・・・例えば、議員時代、定例議会が終るごとに議会報告会を開いていたことは、もう何回も述べた。その案内は、やはり葉書が主であった。
最初の頃は、1回の報告会の郵送料は、だいたい2万円強であった。それが、枚数はそれほど増やさないのに、いつの間にか2万5千円を超すようになっていた。そこで、個人の報告会に政務活動費を使わなかった僕は、経費節約のため、30~40通は、自分で持って回っていた・・・
と、こういった方法をまたとらざるを得ないかもしれない。でも、議員を辞めてからまだ2年も経っていないというのに、あの頃の若さと体力はもう無い。(4781)
追伸
だけど、民営会社であれば、増え続けるコストを吸収するためには、値上げせざるを得ないのは確かなんだろう。弘前の弘南電鉄大鰐線も、本当に”市民の足”として必要とされている自信があったなら、行政からの補助金に頼らず、大幅な値上げを断行するというのも、選択肢の一つであろう。
それで、乗降客数が減るようだったら、必要とされていなかったと諦めるしかない。
そのブログが、先週で記念すべき100回を数えた。今日のブックトークはそれを記念して、特別講話という形でお願いした。