2年前から、下土手町商店街振興組合の理事に復帰した。実に25年振りくらいである。復帰というより、新任と言った方が近いかもしれない。
今日は、 その理事会。定時総会に諮る決算案と予算案、それに役員改選案審議した。それら自体は、ほぼ定型のものなので、別段、問題は無い。深刻なのは、設備の老朽化である。
例えば、アーケードの代わりに設置した電動オーニング。これは僕が専務理事をやっていた時代に取り付けたものだが、故障や破損が増えて、現在は使われていない。
それと、今日話題に上ったのは、歩道の融雪システム。歩道舗装に下に熱した油を循環させて雪を融けなく方式なのだが、近年はめっきりと融けなくなっている。蓬莱橋寄りの方は、ほとんど融けないとも聞いた。
これも、オーニングと同じ時期に、高度化資金を使って施した設備だ。もう30年近くは経過している。
オーニングは使わなくても済むが、雪国の商店街としては、歩道の雪の始末は必須事項だ。ところが、百貨店も閉店し空き店舗の目立つ現状では、全面的に修繕することは、至難の業と言ってもいい。
先般の弘前市長選挙の前に、商店街として、現市長、当時は立候補予定者と意見交換会を行った。その際にも、設備の窮状について、切実な要望を伝えた。現市長は、熱心に耳を傾けてくれた。少なくとも、今後もこういった話し合いは継続しようと言ってくれた。
販促や誘客事業は、個々の商店や商店街という集まりで、工夫して行うことはできる。でも、ハード事業となれば、商店街だけの力だけでは出来ないことが多い。そのために、国でも、様々な補助制度を設けている。そしてそれらを利用するには、地方自治体の協力が不可欠だ。
そういった意味でも、新市長には、商店街としても、大いに期待している次第だ。
先に上げた電動オーニングにしても、歩道融雪システムにしても、当時としては、時代の最先端(?)をいくものだったはずだ。オーニングについては、静岡市や長野市、東京の浅草まで、先進地視察にも行って、実際に確かめた上で導入したものだ。
それが、今や、あちこちにガタがきている。時代にそぐわなくなってしまっている。時の流れは残酷なものである。
いや、人間の身体だってそうだ。僕自身、30年前の僕ではない。膝も悪い、腰も痛い、前立腺もおかしくなっている、視力も低下した、読書力も落ちてしまった・・・街以上にガタガタだ。
人間の場合、どんなに頑張っても、年齢相応に衰えていくだけだが、街は違う。大きな手術=再開発や街路整備等を行えば、再び甦ることだって可能だ。そこのところを、行政にも是非理解してもらいたい。(4174)