弘前市議会の一般質問で、最もたくさんの議員が採り上げているのは、おぞらく「教育行政について」という項目だと思う。きちんと統計をとったわけではないが、教育長や教育部長が、何度も何度も、代わる代わる答弁に立っている姿が、印象に強い。
 勿論”教育行政”と一口に言っても、その範囲はは広い。トイレや体育館等の施設整備のこともあれば、学力向上対策のこともある。いしめや引きこもりに関することもあれば、通学路の安全の件もある。部活のこともあれば、学区再編や学校統廃合といった大きな問題もある。議員によって、その切り口は十人十色だ。
 いずれにしても、多くの議員が採り上げるということは、教育が市民にとっても最大の関心事であることの証左なのだと思う。言葉を換えれば、教育が全ての市政運営の基盤にあると、多くの議員が考えているということなのだろう。、
 僕は、言うまでも無く、教育の専門家ではない。僕の、教育実体験といえば、会社を倒産させてから、議員に初当選するまでの数年間、家庭教師をかけもちして糊口をしのいでいたくらいのものだ。
 それでも、教育には、強い関心がある。弘前の子ども達に幸福になってもらいたい。大きな夢を抱いて、それを実現していって欲しい。そのためにも、教育に対する我々大人の責任は重大だと考えている。
 さて、きょうは、某私立大学のS教授と一緒に、教育長のもとを訪ねた。S教授が、聞いてもらいたい話があるというので、年度初めの超多忙の中、教育庁と学校指導課長に、午後の時間をとっていただいた。
 内容は、”いじめ”に関することだった。S教授は、小中学校の現場で働いている教員と、一緒に”いじめ”問題の解決について考える勉強会を開催したいということを話された。
 その中で、S教授の持論でもある「掃除をきちんとやる学級(学校)には、いじめがない」という話も出た。掃除の話となると、僕はその場にいたたまれなくなる。なにせ中学の時は、さぼりの常習犯だったのだ。抜け出して映画を観に行ったり・・・、その映画というのが、ちょっとセクシーな「バーバレラ」だったり・・・。いやいや、その話はいい。S教授は、きょうは、こんな本も紹介していた。
 ”噂”についての話も出た。特に昨今の噂は、陰口とか井戸端の世間話には留まらない。SNSなどで、事実無根であったり、悪意に充ち満ちた情報が、”噂”として、瞬く間に世界中を駆け巡る。そんな心ない噂に傷つけられて悩んでいる子ども達も多いと聞く。
 S教授は、ご自身の授業の中で、吉田拓郎の「ひらひら」を聞かせて、噂というものの本質や、その対処の仕方などを学生に指導しているという。以前は、自分でギターを弾いて歌っていたこともあるようだ。
 吉田拓郎とは、さすがに若い。教授は、確か僕より、10近く歳下のはずである。
 僕らの年代で”噂”と言えば、クールファイブの「噂の女」か、ヒデとロザンナの「粋なうわさ」。山本リンダの「どうにもとまらない」の歌い出しも衝撃的だった。
 実は僕は、もうちょっと古い。弘田三枝子の「渚のうわさ」が、僕の好きな”噂”の歌ベスト3のトップにランクされる。(11509)