いやぁ、午前中はすごい雨だった。台風の影響なんだろうか。午後も、外を歩いていると、時折、額や腕に、ぽつりぽつりと冷たいものを感じた。夕方5時過ぎになると、また少し、本格的に降り始めた。
 何で、僕の議会報告会の日に限って、しかも、その時間になると、天候が崩れるのだろう。毎回毎回、「お天気のよくない中、お集まりいただいて有り難うございます」とか「足下の悪いなか、ようこそお越しいただきました」という挨拶をしているような気がする。
 甚だしいのは、何年か前の4月に行なった報告会の時だ。桜祭りの期間中だというのに雪に見舞われた。
 公園に寄ってから会場に駆けつけたくれた人からは、「花見と雪見が同時にできてよかった」と励まされた。 いや、あれは、励ましではなく皮肉だったのかもしれない。
 ”雨男””雨女”と呼ばれる人がいる。スポーツでもイベントでも、その人が参加する時に限って雨に祟られるという人のことだ。僕は、今まで、自覚したことはなかったけれど、ひょっとしたらその中に数えられるのかもしれない。
 そう言えば先週、上京した時も雨だった。講談社で用を足し、ホテルに向かっている途中から、雨が降り出した。慌てて近くのコンビニで傘を買った。折り畳みではない普通のビニール傘だ。翌日は、からっと晴れた。傘を持って歩くのが恥ずかしかった。
 ”雨男”はよく、日頃の行いが悪いからだ、ということも言われる。僕の場合、心外だ。決して素行が悪いなんてことはない。
 いや、待てよ。最近、バスでも電車でも、落とし取りに席を譲るなんてことをしたことがない。むしろ、もはや譲られる年齢ではないかとも思ったりする。そんな曲がった心根が、雨を呼ぶのかもしれない。
 今日の報告会は、正直言って、いつもより参加者が少なかった。天候のせいにしてしまうことは簡単だが、冷静に原因を考えなければならない。
 まぁ、何はともあれ、僕の議会報告会も、40回目を終えた。人間の年齢で言えば”不惑”の歳だ。孔子曰く、40にして惑わないのだそうだ。
 僕の報告会は、なかなかそういうわけにはならない。ずーっと惑いっ放しだ。これからも、きっとそうだろう。(7200)