きょうは”山の日”なんだそうだ。世間では3連休ということで、なにやら街もざわついている。
 しかし、一体、”山の日”って何なんだ? 国民の祝日っていうけど、何を祝えばいいのか? 日本人が初めて富士登山に成功した日? ・・・まさかねぇ。
 そもそも、国民の祝日というのは、本来は、きちんとした由来があって、国民全体で、それを祝おうという趣旨のものだったはずだ。あるいは、その由来となった出来事に思いを馳せようという狙いもあったに違いない。天皇誕生日、憲法記念日、勤労感謝の日、文化の日、建国記念日etc。
 ところが、昨今は、この意味がすっかり薄れてしまい、単に休日を増やそうというだけの話になっている。この”山の日”なんて最たるものだ。
 海の日だってそうだ。体育の日は、日本で最初に行なわれたオリンピックの開会日、10月10日だからこそ意義があるのであって、ハッピーマンデー制度とやらで、10月の第二月曜日となって、その価値は小さくなったようにも思う。
 まぁ、国の制度に文句を言っても始まらない。学生や勤め人だった頃はともかく、今さら休日が増えて喜ぶような年齢でもない。
 それに、今の議員の仕事には、最初から土曜も日曜も祝日もない。毎日、何やらかにやら会議や行事があって、あちこちに出掛けている。今日も、太宰治まなびの家での「朗読とヴァイオリンの調べ」に顔を出して、午後は、イベントの件で知人宅を訪問、その後は溜まっている事務仕事に追われた。
 会議や行事がない日も、市政の課題について調査をしたり、いろいろな場所に出向いて活動報告をしたり、そこでまた市民の意見を聞かせていただいたり、まちづくり団体や文化活動に参画したり・・・、とにかく、365日、休みらしい休みはないというのが現状だ。
 それなのに、今、板柳町のM町議会議員が、国会議員の政策秘書を兼任するというニュースが話題になっている。はっきり言って、これは地方議員という責務を愚弄するに等しい行為だ。M議員は、500㎞離れた永田町と板柳町で兼務できるくらい程度にしか、町議会議員活動をしてこなかったんだろう。これでは板柳町の町民がかわいそうだ。
 逆の立場でも言える。政策秘書というのは、国会議員にとっては、自信の政治活動の中枢を担うべき役目だ。だからこそ、国家が高い報酬を払っている。電話番やポスター貼りとは責任が違う。決して、簡単に兼職はできないはずだ。
 うーん、最近、国会議員をめぐって、不倫やら暴言やら、あんまり情けないニュースが続いたので、つい話が横道に外れてしまった。祝日の話題に戻そう。
 なんでも、8月11日が”山の日”に制定されて、これで、1月から12月まで、国民の祝日が一つもない月は、6月だけになったのだそうだ。この調子では、いずれ、6月にも何か祝日ができるに違いない。
 そうしたら提案がある。6月23日を祝日にして欲しい。理由は? 何のことはない。僕の誕生日だからだ。由来もへちまもあったもんじゃない。あー、また、ブーイングの嵐が・・・。(8532)