叔母の葬儀に上がった盛り花の代金を支払いに、禅林街の入り口にある旧知の花屋に行った。 
 あっ、断っておくが、頼まれて行ったのである。自分で上げたのではない。僕ら、選挙で投票してもらう立場の人間は、花を上げることも、公職選挙法とやらで禁止されている。懐が痛まないのはいいが、世間が狭くなるというか、義理とか人情とかの面では、窮屈に感じる時もある。
 まぁ、いい。きょうは、その話ではない。
 支払いを終え、花屋の外に出た時だ。意外なものを発見した。選挙のポスター掲示板だ。
 IMG_5481「意外って、今は選挙の真っ最中なんだから、そんなのあって当たり前だろう」と思われる方も多いかもしれない。だけど、僕は、公示されてから5日目になるというのに、掲示板を目にしたのは、これが初めてだった。ポスターそのものよりも、そんな自分が意外だったという方が正しいのだろう。
 立候補者達(同級生もいる)、そして一生懸命応援をしている人達(同僚議員も多数頑張っている)には申し訳ないが、それくらい、僕の中では、今回の選挙は、盛り上がっていない。
 関心がないわけでもない。だって、新聞・ニュースで、毎日、でかでかと採り上げている。週刊誌では、早くも当落予想だ。黙っていても目に飛び込んでくる。
 僕だって、政治の世界の片隅に暮らしている。当然、そういうものには、積極的に目を通すようにしている。
 ただ、今回は、あまりにも中央のワイドショー的な動きに、目をとられていた。安倍による大義なき解散、小池劇場の唐突な幕開け、前原の理念無き背信行為、エダノンの直前の旗揚げ、元首相が無所属で立候補・・・。まるで、バトルロイヤルを見ているようだ。筋書きがあるのではないかと勘ぐりたくなるような、見事なストーリー展開だ。
 加えて、「このハゲーっ」や、W不倫疑惑、馬脚を表わした元防衛相等々、テレビを賑わした女性立候補者の当落も気になる。男性候補者にも、答弁能力0の人もいれば、下ネタスキャンダルの人もいる。これほど見どころ満載の選挙も珍しい。
 そんなこんなで、中央ばかり見ているうちに、地元の選挙のことを、すっかり失念していたというのが実情のようだ。反省。
 いやいや、ポスター掲示板ばかりではない。公示後のこの5日間というもの、僕は、一度も、どの陣営の街頭演説にも遭遇していないし、街宣車ともすれ違ってもいない。別に、引きこもっていたわけでもなく、それなりに街に出掛けてはいたのだが・・・。何か、選挙の方が、僕を避けているみたいにも感じる。
 いいよーっだ。そっちがその気なら、僕にだって考えはある。
 これから選挙も、いよいよ中盤戦に入る。今度の土日ともなれば、市内も騒がしくなるだろう。今度は僕が選挙を避ける番だ。(3433)

 追伸
 って、曲がりなりにも地方議員にあるまじきことを書いてしまった。だけど、頭痛が激しくて、今さら書き直すことはできない。今日のブログは読まなかったことにしてほしい。

 追伸の追伸
 今日のタイトルは、麻生ようこの名曲からいただいた。おそらく、歌手・ジャンルの区別抜きに、ベスト100にもはいりそうなくらい、好きな曲の一つである。