旅先のお土産選び・・・その土地の名物、そこでしか売っていないものを、あれこれ眺めながら購入するのも、旅の楽しみの一つだ。
 特定の個人、例えば、家族や恋人への土産であれば、その人の顔や好みを思い浮かべながら選ぶのだろう。でも、組織・団体へのお土産となると、選び方は変わってくる。仮に10人所属する部署へのお土産であれば、一人一人に一つずつ10個買ってくる人もいるだろうが、普通は、一箱に10ケ以上入っている箱菓子で済ませる場合も多いのではないか。少なくとも僕は、けちん坊なので、そういうケースが多い。
 さて、先日までのブログにも書いたように、先週、行政視察に出掛けていた。会派としての視察だ。
 はっきり言って、議員の視察は、評判がよろしくない面も聞こえてくる。全国各地の愚かな諸先輩方が、随分と破廉恥なことをやってきたという話は、かつてよくニュースになった。僕が議員になってからも、青森県M市の議員が、視察先で、夜、酔っぱらって、タクシーを蹴ったなんて事件もあった。嘆かわしい。さらにその以前は、どこの議員かは知らないが、視察先の温泉で、女体盛りを愉しんで、摘発されていたというニュースも記憶にある。
 でも、ここで、弁明させていただきたい。今の弘前市議会ではそういうことはない。
 そもそも、弘前に限らず、行政視察は、公務なのである。議員が勝手に行きたいときに行きたいところに行っているわけではない。視察に行くにあたっては、本会議の議決を得て、議長の命令で行っているのだ、
 それに、視察先だって、思いつきで決めるのではない。きちんと、そのまちの何が先進的で、その中のどんなことを調査するのかを検討し、先方の事情や日程等を調整し、公式に承諾を得てから、計画を組み立てている。
 そういうときに、諸々の事務手続きや、相手方との折衝で、議会事務局職員には、大変お世話になっている。常任委員会の視察と違って、議会事務局員(書記)は同行しない。だからといって、議会事務局の手を患わせないということでは、決してないのだ。
 そこで、僕らは、必ず、視察先から、事務局にお土産を買ってくる。大したものではない、ほんの気持ち程度のものだ。
 ところが、その気持ちで、今回しくじってしまった。視察先の一つが浜松だったので、お土産は、名物のうなぎパイにした。今日、それを届けに行った。手渡す際、改めて箱を見たら、12枚入りとなっている。しまった! 事務局には職員が14人いるというのだ。二人、あぶれる人が出る。これでは、喧嘩の種を持って行ったようなものだ。こんなことなら、関西名物の「柿の種」にすればよかった。
 今さら僕の口から、「女性職員を優先に」なんて言うことは口が裂けても出来ない(あっ、書いてしまった)。民主主義にのっとり、仲良く分けて食べていただければと願うのみだ。
 この読者の皆様も、是非気をつけていただきたい。お土産を選ぶ際には慎重に、そして緻密に・・・。(3769)

 追伸
 柿の種であれば、一袋で何十人も分けることができるよ。