今議会に上程されている、弘前市産業集積の形成及び活性化のための固定資産税の特別措置に関する条例等の一部を改正する条例案」に ついて、担当部署より説明をちょうだいした。いやぁ、有り難い。 
 この議案タイトルを見てもおわかりのように、行政の文書や条例分は、句読点が極端に少なく、しかも特殊な用語を羅列することが多いので、渡された議案書だけを読んでも、正直いって理解できないこともある。今日のように、事前にレクチャをしていただければ、議案審査の際に、的確に質問できるし是非を速やかに判断することができる。だから大歓迎だ。
 僕が常任委員長だった時は、こちらからレクチャを求めた。なるべく、副委員長と二人で聴くようにした。委員会での審査を円滑にかつ闊達に行なうためには、議案の要点を押さえていなければならないと考えたからだ。
 産業育成課にも、何度か足を運んだ。その名残なのか、委員長ではなくなった今回も、わざわざ説明に来てくれたのであろうか。とにかく感謝したい。
 付け加えれば、昼のレクチュアの際に、僕が質問したことに対して、部長から、夕方に、直々お電話で回答をいただいた。重ね重ね感謝の念にたえない。
 ところで、冒頭述べたように、この行政文書のわかりにくさは、もうちょっと、どうにかならないものなのだろうか。弘前文学学校の臨時講師を拝命している立場では、赤ペンで手直しをしたくなる。
 今回の改正でも「産業集積の形成及び活性化」という文言を、「地域の成長発展の基盤強化」と読み替えている、あるいは「企業の立地」を「経済活動を牽引する事業」に改めるとある。国の法律の改正に伴い、そういう文言に改めたというのだが、僕には、改正前と改正語の言葉の意味には、微妙な、いやけっこう大きな違いがあるようにも感じる。今日の説明を聞いて、僕なりになんとなく理解はしたが、それが正しいのかどうかは、さらに熟考しなければならない。
 これが、条例改正案だから、感じが並ぶ。まだいい。
 ところが経営ビジョンだとか、イベントの話になれば、今度は聞き慣れないカタカナがずらーっと並ぶ。これにはもっと閉口する。
 例えば、月曜日に、吉野町煉瓦倉庫にオープン予定の文化施設の現地見学会に行ってみたときの話だ。高名なアートディレクターだとか、やはり高名な建築家が、詳しく方針を説明してくれたのだが、カタカナ語のオンパレードだった。
 「パフォーミング・アート」なる言葉も飛び出した。ひねくれ者のぼくなんかはすぐに、「何だそれは? 大道芸のことかな」などと思ってしまう。
 何やら、簡単なことを、わざと難しそうに言っている気がしないでもない。簡単なことを難く言うことよりも、難しいことを簡単に言うことの方が、実は簡単では無い。よっぽど難しい。
 堅苦しい行政用語、わけしり顔のカタカナ語だけでは、なかなかその真意が市民には伝わらない。行政も、僕ら議員も、もっとわかりやすい言葉、日常使っている言葉で、説明できるようにならなければならない。うーむ、そのためにも、もっと勉強しなくては・・・。
 うーむ、勉強は苦手だ。(10097)