来年4月の、弘前市長選挙が動き始めた。ようやく、現職が、出馬表明をした。今日の弘前市議会平成29年第4回定例会、一般質問初日のことでだ。
 最大与党会派の、Ku議員(既に夕刊にも載っているので、イニシアルにする必要もなさそうなものだが)の質問に答える形だった。このパターンは、なかば形式化している。10年一日の如くというか、変わり映えがしない。僕にはあまり意味があることとは思えない。まぁ、いい。
 現職は、その中で、例えば「対話と想像」とか、「こどもたちの笑顔あふれる街」とか、「市役所の仕事の見える化」とか、これまでの政治姿勢や実績を強調した。その上で、ご自身の年齢を明かし、若い人材も育っているので、後進に道を譲ることも考えたと言った。
 しかし、今、この地域では、中核病院整備の問題が持ち上がっている。早い話が、国立病院に弘前市立病院を統合するとの、県の方針のことだ。
 これに対し、現職は、市民の健康と安心を守るためにも、新たな中核病院は、市が主体的となって運営しなければならないと言う。その道筋をつけ、病院を核とした、医療・福祉を総合した、地域包括ケアシステムを構築するためにも、残りの人生をかけても、引き続き市政を担いたいと決意表明をした。
 確かに、今の市長に対しては、「アイディアと実行力がある」「スピード感にあふれる」「弘前市が活性化した」という、高い評価がある。特に、他市町村の人からは、「弘前が羨ましい」という声をよく聞く。
 一方では、「箱物建設にばかり金をかける」「パフォーマンスが過ぎる」「国保料値上げや指定ゴミ袋導入(実質有料化)等、庶民を苦しめている」といった批判の声も多い。功罪半ばというか、天使か悪魔かというか、義人か悪人かというか、評価が見事に真っ二つにわかれている。
 そういったことも含めて、来年4月の選挙まで、大いに議論が盛り上がって、投票率のアップにつながればいいと思う。
 と、ここまで書いて、キーボードを打つ指が止まった。よく考えれば(考えるまでもなく)、今のところ、誰一人も対抗馬が名乗りを上げていない。この先、どんな人が浮上してくるのだろうか。とにかく、民主主義の原点からも、無投票という事態は避けてもらいたいものだと思う。
 そんなことを言うならお前が出ろ、という声は今のところ全く無い。それどころか、「だって、今の市長は”見た目”もいいしねぇ」という女性もいる。
 冗談じゃぁない。”見た目”だけだったら僕にも自信がある。と反論したけれど、一笑にふされてしまった。(7608)