弘前市議会一般質問2日目。 Sa議員が、「弘前市立学校図書館整備事業実施計画」について質問をした。
 これまで、学校図書館の問題は、僕の専売特許(?)のようなものだった。いきなりお株を奪われた感じだ。でもまぁ、学校図書館の課題に関心を持ってくれる議員が増えることは大変に心強い。
 何度も主張してきたように、読書は、全ての学問の基本だ。学校図書館の充実を図ることは、すなわち教育の充実と同義語だとさえ思っている。
 その質疑応答によると、弘前市教育委員会では、今年度から、学務健康課に、司書資格を持った人を一人採用して、学校ボランティアの方々や、市立図書館の職員と一緒に、学校図書館の整備を進めているそうだ。
 具体的には、先ずは、古い図書の廃棄。これまでは、一定の蔵書数を確保するため、かなり古い本であっても、なかなか廃棄出来ないといった事情もあったらしい。
 しかし、Sa議員も指摘したように、特に自然科学の分野では、新たな発見や技術革新がめまぐるしい。10年前に最先端であったことが、今ではもう時代遅れになっているという事項も数知れない。それなのに、古い本が書架を占領していて、新しい本を並べることができないのでは、知の宝庫としての図書館の役割は果たせない。
 今年度は18校、3年以内には全校の古い本の廃棄を完了する予定だそうだ。この施策を、僕も支持したい。
 他にも、今後は、学校図書のデータベース化にも着手するとのことだ。その上で、学校間や公立図書館とのネットワークを構築する計画もあるらしい。
 こういったことだって、僕が何度か訴えてきたように、既に読書教育に力を入れている先進都市では、普通に行なわれている。視察に行ったある県庁所在都市では、学校図書館と、県立図書館・市立図書館・国立大学図書館・博物館等の社会教育施設との図書ネットワークまで出来上がっている。
 正直言って、文化学園都市を標榜している割りには、弘前はこの面では遅れていた。でも、僕がこれまで主張してきたことが、ようやく端緒に付いたのかなぁというのが感想だ。
 それにしても、Sa議員の質問は勉強になった。よく調べられている。それに、子どもの学力と読書の関係についての見解も一致している。
 かくなる上は、「学校図書館の充実を推進する議員連盟」の結成でも持ちかけてみようか。もっとも、二人で、ただ飲むだけの議連になる可能性が大なのだが・・・。(6048)