午後6時から、弘前読書人倶楽部で、久々に、No Nuke Cafeが開催された。読んで字の如し、原発や核燃サイクルに反対する市民の集まりだ。
 反原発、反核燃だなんて言うと、左翼と思われがちだが、決してそうではない。色々な人が集まっている。食の安全という立場で参加している人もいる。
 僕からしてがそうだ。昨日は体調不良で欠席したが、毎年建国祭に出ているし、終戦記念日には護国神社に参拝している。でも、原発には反対だ。経済効果を口実に、命を危険に晒すようなものを認めるわけにはいかない。
 僕の友人で、超のつくくらい保守派の人間がいる。軍事オタクでもある。当然J民党支持であり、A首相のファンでもある。でも、その彼も、「原発と消費税には反対だ」と、かつて話していたことがある。
 僕は、その態度は正しいことだと思う。J民党支持だから、首相のやることは何でも賛成だ、というのはおかしいし、逆に、K産党支持だから、政府のやることには何でも反対だというのもおかしい。誰を支持しようと、どこに所属していようと、また誰がやっている何事に対してでも、冷静に自分なりの価値基準を持って善悪を判断できるようになりたいものだと思う。
 話は飛んだ。この集まりは、以前は毎月1回のペースで、読書人倶楽部で開催していた。ところが、昨年夏くらいからお休みとなり、今日が半年ぶりの再開となった。
 休会になったのには理由がある。僕のせいなのである。
 ある日、突然スマホが鳴った。
 「今泉さん、今日、カフェの日なんですよ。読書人倶楽部に行ったらシャッターが閉まっていて・・・」
 「えーっ、来週だったんでは・・・?」
 その時点で、僕は遠方の別の会合に出席していた。
 「じゃぁ、今から鍵を持ってかけつけます。20分ほどかかりますが」
 「いいです。今日はWさんの家を借りて行なうことにしますから」
 「ごめんなさい」
 その月以来、そのWさんの家で継続していたのかどうかはわからないが、読書人倶楽部で行われることは全く無くなってしまった。僕には案内も来なくなった。
 だから、先日、「また読書人倶楽部を使わさせて下さい」と電話があった時には、天にも昇る思いだったのである。
 だけど、今日は、原発の話ではなかった。4月に行なわれる弘前市長選挙についてが主な話題となった。僕は、出来るだけ冷静に、持っている情報を集まった皆さんにお伝えした。
 と言っても、そう大そうな情報を持っているわけではない。何せ僕は、政争とか、政界の人間関係とかには、とんと疎い市議会議員なのだ。
 今日集まった皆さんは、満足していただけたであろうか? 「今泉に話を聞いても、さっぱり役に立たない!」なんて言われて、来月からまた倶楽部を使って貰えなくなるかもしれない。(2897)