ホテルニューキャッスルの創業40周年祝賀パーティーにお招きをいただいた。すごい列席者数だった。料理のテーブルまで、なかなか辿り着けないほどだった。
 創業したのは、昭和53年のことだそうだ。おそらく、弘前で初めての、バンケットルームも供えたホテルだったと思う。
 昭和53年と言えば、僕はまだ東京で、だらけた学生生活を送っていた。言われてみれば、夏休みに帰省為たときに、友人と、「ホテルができたんだってよ」と、ロビーに涼みに行ったような記憶もある。
 キャッスル爾来、数え切れないくらい利用させてもらってきた。
 社会人として弘前に帰ってきてすぐに、青年会議所に入会した。その例会が、このホテルで行なわれていた。僕は、最初の頃は、ほとんど毎回出席した。極めて真面目(?)な新入会員だった。・・・実は、下心が無かったわけではない。
 当時、青年会議所の事務局員を務めていた、今は亡き女房と、結婚披露宴を挙げたのも、このホテルだった。現在のようなバンケット専門の別館はまだなかった。ホテルの3階の、Tの字形をした狭い宴会場を使った。その後、ホテルの通路には、しばらく二人の写真が飾られていた。前を通るのが恥ずかしかった。
 経営していた書店の創業100周年パーティーも、このホテルで行なった。その時には、110周年、120年も、このホテルでやろうと思っていた・・・。
 父の葬儀、女房の葬儀の後のお齋を行なったのもここだった。女房は昨年7回忌。父の13回忌は今年の夏に迎える。
 昨年は、後援会の皆様から、僕の議員生活10周年&議会報告会40回を、1階のレストランで祝っていただいた。
 と、かように、人生の節目節目で、このホテルにはお世話になってきた。聞けば、経営は、必ずしも順風満帆ではなかったという。経営母体も何度か変わったとも聞いた。それでも、そういう危機を幾度か乗り越えて、今日を迎えた。そのことに深く敬意を表したい。
 何よりも、あの時と同じ場所に、同じ姿で建ち続けている。そのことが僕には有り難い。これからも、何か慶事があれば、このホテルを使わせてもらいたいと思う。
 しかし、さしあたって、慶事の予定はない。予感・予兆すらない。困ったもんだ。(5185)