弘前市議会経済文教常任委員会の行政視察に来ている。今日は、高知市までの移動日であった。雨が僕らを迎えてくれた。
     高知を視察するのは、2回目である。前回は、今から11年前。議員に当選させていただいて最初の年だった。
     視察したのは、PFIによる効率病院運営について。高知県・高知市病院企業団立高知医療センターを訪れた。経営難に苦しむ高知県立中央病院と、同じく高知市立市民病院が統合してできたものだ。
   その頃は、開業してまだ数年も経っていない頃だった。1000床以上もある大病院で、 ちょっとしたホテル並みに豪華な入院室などを見学させていただいた。
   考えてみれば、随分と時代を先取りした視察だった。弘前市では、PFIという手法を、ちょっと前から、吉野町レンガ倉庫の美術館事業に取り入れ始めた。公立病院同士の統合は、まさに今、市政の1番の課題となっている。僕らに先見の明があったということか。いや、あまりに早過ぎたのかもしれない。
    今回の視察項目は「街路市」である。毎週日曜日に、高知城追手門に続く通りに、600近い青空市が立ち並ぶという。
     ホテルに荷物を置いて、夕食までの時間を利用して、すぐにその場所に行ってみた。でも、あいにくのこの雨だ。だいたいにして、高知市内に着いたのが午後5時近かった。残念ながら、ほとんどが店仕舞いした後だったようだ。出店のテントは、僕が歩いた範囲では、一つも見つけることができなかった。
     代わりに、ひろめ市場に行ってみた。ここは、弘前の地元商店街理事長から、ぜひ視ておいた方がいいといわれていた場所だ。
     弘前で言えば、「虹のマート」と「かだれ横丁」を一緒にして、数倍広くしたような場所だ。まだ外は明るい内から、立錐の余地がないくらい混み合っていた。ラーメンも、生ビールも美味しそうであった。しかし、そこは我慢だ。なにせ、公務中なのである。
     明日は、高知市役所に行って、街路市の詳しい説明を受ける予定だ。経緯や効果、そして、並行している中心商店街への影響等について、詳しく聞きたいと思う。
     それと、もう一つ、考えさせられたことがあった。高知市の中心商店街は、全蓋アーケードである。そのせいか、雨だというのに、すごい人出であった。
      弘前の場合、僕が商店街の専務理事をやっていた時に、老朽化したアーケードを撤去してしまった。今更ながら、その判断が良かったのかどうか、思い悩むことはしばしばある。
     でも、まぁ、反省、後悔、痛恨は世の常だ。過ぎてしまったことに、いつまでも、くよくよしても始まらない。
     僕の立ち位置としては、これからの商店街対策として、新市長が、どういう方針でいるのかを、しっかり問い質していくことだ。その上で、具体的な提案もいくつかしたいと思う。
     まぁ、6月議会をどうぞお楽しみに・・・。(10015)