先日のブログにも書いたが、左膝が痛くてたまらない。正座は勿論だが、胡坐をかいて座ることもままならない。階段を上るのも降りるのも、手すりにつかまりながら、一段ずつ「どっこいしょ」と掛け声をかけて足を進めている。
 それが、今日はさらに悪化した。椅子に腰かけていても、極端な話をすれば布団に横になっていても、痛みが時折走る。
 そのうち、往来で、ガクッと膝をつき、そのまま立ち上がれなくなるんじゃないかと、心配もしている。その割に、医者に行く勇気もない。 
 僕のこの左膝は、実は、古傷なのである。今から20年ほど前、やはり今のように痛くて痛くて仕様が無くなり、整形外科では定評のある病院を訪ねた。検査の結果、半月板が千切れかかっていると診断された。
 「どうして、こうなったんでしょうね?」と僕。
 「何か激しいスポーツでもやってるのかね?」と医者。
 「いいえ、身体を動かすことはさっぱり」
 「だったら老化現象だな」
 こうして僕は、齢40過ぎにして、老人の仲間入りを宣告されたのである。
 手術を受けるため入院した。手術と言っても、命にかかわるようなものでもない。鼻歌まじりで気楽に病院ライフを楽しめると思っていた。
 ところが、そこで、血糖値が高いことが判明した。血糖を抑えないと、手術が出来ないというのである。そのため、1週間余分に入院するはめになった。
 入院生活の一番の楽しみは、三度の食事である。毎朝、病棟の廊下に貼り出される献立表を眺めては、給食時間を待っていた。
 でも、血糖値の高さが判明してからは、その楽しみも奪われた。献立表どおりにはいかなくなった。「おっ、今日は天麩羅だな」と期待して待っていても、僕にだけは、薄味の小さな焼き魚が付く。すっかり、意気消沈してしまった。
 と、そんな記憶が頭をかすめるので、今回も、医者に行くのをためらっているのだ。意気地なしの僕・・・
 実際、今は入院なんてしていられない。定例議会の会期中だ。来週からは一般質問も始まる。
 今議会が閉会して、それでもまだ痛むようだったら、その時は、思い切って医者に行くことにする。それまでは、「どっこいしょ」と掛け声をかけながら、必死で歩こう。議場で質問に立つ時も、「どっこいしょ」と叫んでしまいそうだ。(5728)