秋風が漂い始めた。というより、急に寒くなった。つい2~3週間くらい前まで、暑い暑いと愚痴っていたのに・・・。
 こういう季節になると、市議会でも、早、今冬の除排雪についての質問が出はじめる。今日も2人の議員が採り上げた。
 弘前市には、平成26年3月に、「雪対策総合プラン」というものが策定されている。昨冬までは、このプランに基づいた除排雪態勢がとられていた。しかし、このプランも、昨年度で、その計画期間を終えた。
 そこで、市では、来年3月に向けて、新たなプランの策定に取り組むという。今日の市長答弁によれば、行政や業者の視点ではなく、”雪を熟知した人”の視点で検討するとのことだった。
 ”雪を熟知した人”って、どういう人なんだろう? 大学の理工学部の教授かなんかだろうか? いやいや、そうではないはずだ。科学的な知見はともかく、地域地域の雪の事情については、その地域に暮らしている住民が、一番熟知している。
 議論の中で、「シェアリング・エコノミー」という言葉も出てきた。またカタカナ語だ。英語を翻訳せず、そのままカタカナにすることをグローバルスタンダードだと思っているのであれば、それは大きな間違いだと思う。
 それはともかく、シェアリングエコノミーとは、「物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み」「物やサービスを自分だけで所有・利用するのではなく、インターネットを使って情報を共有することで、必要な人が必要なタイミングで必要なモノやサービスを利用できる新しい経済概念」と、ネットで調べたら出てきた。これが除排雪とどう結びつくのかは、正直言って、まだ漠然としか理解できていない。
 ただ、新たなプラン策定に当たっては、今まで以上に、地域住民の意見が反映されるような仕組みづくりを実現して欲しい。また、「弘前市」という大きな括りではなく、地域地域それぞれの事情や特性を考慮した、きめ細かなプランを望むものである。
 昨冬は、累積積雪量が、過去5年平均の528㎝を100㎝も下回ったのだそうだ。それに伴い、市に寄せられる市民からの苦情や要望も、同じく平均値の半数以下だったとのことだ。そう言えば僕も、道路維持課に一度も苦情を持ち込まなかったような気がする。
 はてさて、今度の冬はどうだろう。一説に拠れば、夏が暑ければ、その年の冬は大雪になるらしい。海から蒸発した水分を空が溜め込んでいるからだと、誰かから聞いたような記憶がある。
 とすると今年は・・・? 今から、苦難の冬が予想される。あー、やだやだやだ。(7960)