市政懇談会城西地区の市政懇談会に出掛けてきた。以前のブログにも書いたように、10月1日に予定されていた一大地区の市政懇談会は、台風接近のため延期になった。翌日の和徳地区の懇談会も同様だ。だから、今日が、僕にとっては、S市長になってからの初めての市政懇談会傍聴であった。
 会場に着くなり、担当の方から、前の方の座布団席を勧められた。でも、膝が悪くて正座はおろか胡座もかけない。そこで、最後尾のソファーに腰掛けさせていただいた。そのせいか、座布団席に座っていた他の議員は紹介されたのに、僕は紹介していただけなかった
 まぁいい。別に目立ちたくて行っているわけではない。それぞれの地区の人々が、どんな課題を抱え、どんな要望を市に訴えているのかを聞きたいだけだ。ましてや、城西地区は、亡くなった女房の実家がある。今も義父が健在だ。それにまた、かつて、今泉本店が初めて直営の支店を出店した場所でもある。満更、縁が無いわけでもない。ことさらに興味があった。
 側溝や流雪溝の整備が、事前に要望事項として上がっていたようだ。しかしまぁ、これらは、この地区に限った課題でもない。市内全域、特に古くからの住宅街では、どこでも要望として上がってくる問題だ。
 それより、今日は、この地区ならではの課題に時間が費やされた。洪水の際の、避難場所の問題である。
 城西地区は、岩木川と、弘前城や長勝寺構えのある小高い丘の間に広がる住宅街である。過去にも、岩木川の氾濫で、大きな被害が発生した経験を複数回持っているというくらい、水害の危険性の高い地区である。
 ところが、この地区の緊急避難場所や指定避難所に関する情報が、地区住民に十分に理解されていないようだ。例えば、この「避難場所」と「避難所」も言葉の違い。これなども、誤解を招いている要因となっている。市の担当者は、それを一生懸命説明しようと試みていた。
 だけど、僕の隣りに座っていた、元市の部長がいいことを言った。ご自身の経験も交えながら、「避難所だろうが避難場所だろうが、そんなことはどうでもいい。洪水の危険が迫ったら、とにかく高いところへ高いところへ逃げろ。自分が若い時には、この地区の住人には、市民会館なり市役所の軒下まで逃げろと言われたものだ」と、熱く語った。確かにその通りである。
 僕が昔、当時の町会長の代理で出た防災の講習会で、河川の氾濫の際は、下手に外に出歩く方が危ない。2階のある家は、2階に避難して、水が治まるのを待った方が良いと習ったような気もする。
 先ほどの市の元部長が経験した水害でも、ご本人いわく、自分の腰のあたりまでの水嵩だったのだそうだ。背の高い方ではあるが、それでも腰の高さであれば、家の2階までは浸水しない。
 ただ、最近の自然災害の傾向を見ると、過去に経験をしたことがないような規模にまで巨大化しているようだ。講習での知識を基に、安易に断定をすることは危険なことかもしれない。
 どちらにしても、いざという時のとるべき行動を、市は改めてしっかりと周知すろ必要があるのではないか。そんなことを感じて帰ってきた。(11556)
 
 追伸
 今日のタイトルは、郷ひろみのヒット曲からパクった。曲名だけは覚えているのだが、メロディーが浮かんでこない。うーむ、一番得意な分野でも、記憶力の後退が始まってしまった。