夕方、一旦家に帰ったら、郵便受けにK産党のチラシが入っていた。「2019年、いっせいに地方選」と見出しが入っていて、靑森県議会選挙、弘前市議会選挙立候補予定者(全て現職)の写真や略歴が掲載されていた。これって、事前運動? ひょっとして選挙違反・・・?
 何て一瞬考えたが、まぁ、他人様が何をやろうと、それは関係ない。要は、来年4月の選挙に向けて、もう世の中が動き始めているということだ。
 僕は、いたってのんびりしている。「選挙のために議員活動をしているわけではない」という、意固地な自負もあるためだ。
 でも、周りの人が心配してくれる。「お前もそろそろ動き出さなきゃだめだよ」と何人かの人に言われ、今日、後援会の役員会なるものを開催した。
 振り返れば、4年前の今頃も後援会を開いた。その時は、選挙運動の方針とか、政策の中身とかは一切話題にならずに、「眼鏡を変えろ」「髪型をセットしろ」という2点だけが決まった。
 僕は、その方針に従って、眼鏡を買いに行き、生まれて初めて、美容院なるものに言った。鏡を見ても、そんなに変わったようには、自分では思わなかった。
 今回も、結局は同じような話になった。いや、もっとエキセントリックになった。後援会の皆様のいうことに従えば、また眼鏡を変えなければならない。今の眼鏡は若者受けしないそうだ。どうやら、4年に一度、眼鏡を買うことになりそうだ。
 その他に、今日身につけていたようなピンクのネクタイは止めた方がいい、紺のスーツに紺のネクタイがいい、いや、スーツ姿はやめたほうがいい、髪をフワッとさせた方がいい、眉毛を整えたほうがいいとも言われた。容姿に係ることである。スタイリストを雇えばいいという意見も出た。
 僕は、今ままの容姿で充分自信があるのに・・・。 
 選挙用の名刺やチラシにもアイディアをいただいた。あまり生真面目そうな雰囲気ではないほうがいいという。生真面目も何も、僕という人間が、生真面目であるはずがない。本当は、プロレス好きということからもわかるように、場外乱闘が大好きな人間だ。ただ、心配なのは、周りで止めてくれる人がいなければ、アブドーラ・ザ・ブッチャーや、タイガー・ジェット・シンのように、どこまでも暴走してしまう。
 他にも、様々な意見が出た。こういう場合、選挙を志す人間というのは、俎板の鯉にも似て、もうどうにでもして! という心境にも近い。
 でも、雨の中でも足を運んで、いろんなことを言ってくれる人がいる。もう、それだけで感激している。出た意見を、全て採り入れたいとも思う。
 かくなる上は、茶髪なり坊主なり、スーツなりタンクトップなり、スッピンなり隈取りなり、どうにでも変身しよう。堅苦しい政治演説会もやれば、なんなら落語を一席披露してもいい。プロレスをやれといわれれば、喜んでリングに上がる(やりたい)。
 結局、どうなろうと、何をやろうと、僕は僕でしかない。当たり前の話だが、今泉昌一という人間は、一人しかいない。(3858)