官公庁は、今日が仕事始めである。議員は? というと、仕事納めも仕事始めもあって無きが如きのものだが、それでも今日は、何故か特別な感慨がある。早速、昼過ぎに登庁し、議会事務局に新年の挨拶に顔を出した。
 午後からは、企画課と、新年度から始まる「弘前市総合計画」についての打ち合わせだ。12月21日に、全員協議会で説明を受けた素案に対し、僕なりの意見や提案をした。
 この正月休みにかけて、資料をめくりながら、あれこれ考えた。字句の訂正やら、目標数値の設定やら、具体的事業計画やら、思いつくままにチェックしていったら、数十項目にも及んだ。
 新年早々、あーだこうだと聞かされて、担当課の職員は、さぞや、気むずかしい親父だと思ったであろう。
 本当は、それらの意見を、パソコンで打って、プリントアウトして渡すつもりだった。ところが年末年始に色々とあって(飲み過ぎて?)、それには至らなかった。今日は、口頭で、ページを追って、一方的にまくしたてた。
 聴きながら、一生懸命メモをとっていた職員は、さぞや、こうるさい親父だと思ったであろう。
 途中で、議会事務局の職員が、部屋にやってきた。会派代表者会議があるのだが、僕らの会派のKu議員が来ないし連絡がとれない。そこで僕に代わりに出てくれということだった。僕は、企画課との打ち合わせの最中にも拘わらず、ホイホイと席を立ってしまった。
 10分間ほど部屋で待たされる形となった職員は、さぞや、腰の軽い親父だと思ったであろう。
 結局、1時間半かかった。我ながら”我田引水”のように思えることもあったが、一つ一つについて、とても熱心に耳を傾けていただいた。市の考え方や、これから行なおうとしている施策案についても、説明を聞かせていただいた。僕にとっては、有意義な”仕事始め”だったと思う。
 子どもの学力、教育環境、文化財保護等、教育に関する事項に、特に力が入った。今日は、全体を網羅した形だったが、次回は、総合計画に絞って、教育委員会との意見交換の場をセットしてもらうことにした。
 その日時・場所を調勢しなければならなくなった職員は、さぞや、教育熱心な親父だと思ったであろう。
 でも、それははっきり間違いだと断言できる。小学生の頃から先生に叱られ続け、予習・復習とは縁が薄く、高校生以降は、如何にしたら授業をサボれるかばかり考えてきた僕だ。
 だけど、こんな僕でも、やはり”教育”は、全ての施策の根幹を為すものだということくらいはわかる。最近は、学校トイレの洋式化とか、冷房設備の設置とか、ハード面のものばかりが採り上げられているが、今度の機会では、自省の念も込めて、本質の部分について熱く語りたい。まぁ、反面教師にでもなれればいい。(12437)