一般社団法人弘前芸術鑑賞会という団体がある。市民会館や文化センター等、市内にあるホールを活用して、様々な舞台芸術、舞台芸能を提供しようと活動をしている。
 始まりは「リーディングライブ 卍の城物語り」の制作・上演だった。知坂元先生原作の、津軽為信がこの地域統一の物語を、舞台ドラマ化したものだ。出演者は市民公募、効果音も映像も音楽も自主制作という、100%手作りの作品だ。お陰様で大好評をいただいたので、今年も上演する予定だ。
 それだけではない。来年度(4月から)は、「卍の城」も含めて、既に5本の企画が決まっている。
 志らく4月13日には、なんと、立川志らくの落語会も主催する。お昼の帯番組「ひるおび」にレギュラーコメンテーターとして出演している、最近では「プレバト」で斬新な俳句の才能を発揮している、あの立川志らくだ。
 今日は、そのポスターとチラシを持って、公共施設をいくつか回った。どこも快く、ポスターの掲示を引き受けてくれた。さすが立川志らくである。
 というように、僕も、この芸術鑑賞会には、いささか係わっている。弘前を楽しい街にしよう、芸術芸能鑑賞の機会を増やそうという趣旨に賛同して、側面から応援している。
 その弘前芸術鑑賞会が、昨年末、事務所を移転したことは、以前、このブログにも書いた。現在は、かだれ横丁の2階にいる。
 住所は”百石町”となる。でも、市内随一の商店街、下土手町のすぐ目と鼻の先だ。それに、ビルのオーナーが、その商店街振興組合の理事長でもある。
 そこで、この度、組合に加入させていただいた。晴れて、下土手町の一員となった。
 下土手町といえば、僕が生まれ育った街、かつて書店を経営していた街だ。僕の故郷である。
 僕は、芸術鑑賞会の代表者でも幹部でもない。だけど、会の役員の皆様に無理をお願いして、今後、商店街組合の会合には、代理出席させてもらうことになった。
 僕にとって、下土手町への復帰は、長年の夢だった。それが、”代理”とは言え、ようやく叶う。店を閉めてからの18年間が、走馬燈のように頭を駆け巡った。って大袈裟だなぁ。(10099)