4月21日、投開票予定の、弘前市議会議員選挙は、とんでもない様相を呈している。定数28人のところへ、35人の立候補が予想が取りざたされていたが、徐々にその顔ぶれが固まりつつある。
 信頼できる筋からの情報では、現在、名前が挙がっているのは、新人・元職が10人。恐ろしい。
 その中には、元副市長・元消防長・元観光協会事務局長等、錚々たる前歴を持った著名人が目立つ。一方で、僕の交際範囲の狭さ故に、初めて名前を聞く人も何人かいる。いずれにしても、激戦になるのは間違いない。
 今日は、立候補を予定している新人の中の1人と会った。”候補者A”さんである。
 Aさんは、僕のブログを愛読しているらしい。時々、コメントを寄せていただいている。
 そもそも、今日の約束も、ブログのコメント欄を通してのものだった。このブログが、そういう出会いに利用していただけるのは、毎日更新している甲斐があるというものだ。
 話は横道にそれる。実は、これまでも、匿名を使って、コメント欄で、僕を批判する方もいた。批判を拒むつもりはない。真っ向から受け止めて、精一杯、コメント欄で対応してきた。
 だけど、短いコメントの応酬だけでは、誤解があったとしても、それを解消することは難しい。稚拙な僕の文章では、真意が伝わりそうにない。
 そういうときには、僕は、直に会って話し合いましょうと呼び掛けてきた。だけど、そのように書いた後には、誰一人として応答してこなかった。
 Aさんは、僕を批判した訳ではない。ただ、立候補を決意したので、こんなお馬鹿なブログを書いている現職の僕に、一度会ってみたかったということのようだ。ブログのコメント欄を通しての、初めての出会いだった。嬉しかった。
 本人の希望もあって、まだ”Aさん”とだけしか書けない。素性を明かすこともできない、ただ、僕にとっては、息子ほどの若者であることだけは知らせておこう。
 その若い視点で、議会を改革したいという。農業や建設業を変えたいという。その意気や良し。
 Aさんの意欲に共感した僕は、また調子に乗って、「金をかけるな」「特定の組織に頼るな」などと、選挙について、生意気な講釈をたれてしまった。他人様に偉そうに教えを宣うほど、僕自身、余裕があるわけでは決してないはずなのに・・・。
 しかしまぁ、以前に紹介したT君といい、今回のAさんといい、若い人達が、市政に関心を持って、議会にチャレンジしてくることは歓迎したい。そういった若者が入ってくることで、自分が、心太のように押し出されていく。それもまたいい。
 ・・・なんてことはない。簡単に押し出されてたまるか。僕は僕で、心太にならないように踏ん張る。
 若者に迎合して、簡単に道を譲るようでは駄目だ。ベテランはベテランとして、中堅は中堅として、若者の台頭に対する壁となって、自己を貫かなければならない。そのせめぎ合いの中から、若者達が、一歩一歩壁を乗り越えて行った時に初めて、新しい時代が到来する。T君にもAさんにも、その覚悟をしっかりと持って、議会に臨んでもらいたい。お互いに頑張ろう。
 いやいや、いつの間にか自分が、ベテランか中堅になったつもりでいた。反省。僕もまだ、”若者”の一人なのだ。これから乗り越えなければならない壁は険しく高い。(6945)

 追伸
 候補者Aさん、今日は、有り難うございました。またいつでもお会いしましょう。