先週は、県知事選挙の投票立会人のため朝から休み。先々週は弘前ペンクラブの総会と重なり、T君に身代わりをお願いと言った状況で、3週間振りに、弘前読書人倶楽部の当番という、ルーティーンワークに戻った。やはり居心地は格別だ。
 取り立てて、今日から平常営業だと告知をしたわけでもない。でも、午後1時過ぎから、一人二人と、会員が訪ねて来てくれる。自転車で前を通る度に気になっていたという、初めての方も、入ってきてくれた。有り難いことだ。
 そもそも、この倶楽部を始めた時には、本の好きな人ならば、誰でも ふらっと立ち寄れる場所にしたいと考えていた。組織を維持するため会員制をとってはいるが、そこに自然と人が集まり、大いに話し合える場所にしたいというのが、創立の趣旨でもあった。その点では、今日のように、三々五々、人が集まってくるような状況は、大いに歓迎している。
 今から30年以上も前、青年会議所に入って間もない頃の話だ、ある大先輩の講演を聴いた。人を”集める力”と、人が”集まる力”の違いを教えていただいた、
 号令の元、たくさんの人を集められる力量と、黙っていても、自然と人が集まってくる力。リーダーたる者、その両方が必要だ。集まる力と集める力、称して「まるめる力」というのだそうだ。 
 なるほど、現代は、動員数などという数字に表れる「集める力」が重視されている。それには、リーダーとして、外に向かって発信する、強大な力が必要なんだろうと思う。誤解を恐れずに書けば、およそ選挙に立候補しようとする人は、多かれ少なかれ「集める力」が必要なんだろう。
 また片一方では、”集まる力”も必要だ。何の見返りもなく、ただそこに行けば楽しい、あの人と話をすれば面白い、といって集まってきてくれる人。この人々との交流をもっともっと大事にしなければならない。
 弘前読書人事倶楽部も、開設以来8年が経った。段々と、”集まる”人が増えているように感じる今日この頃でもある。
 来週は平常通り開館、再来週は総会・懇親会と、既に日程は決まっている。総会時のスペシャルブックトークの講師は、T日報弘前支社長を予定している。ブックトークは、会員以外でも参加できる。是非お越しいただきたい。(9000)