図書館に行って謝った。
 他館から相互貸借で借りていた本が、返却期限を過ぎていたのだ。昨日、係から電話をいただいたので、慌てて今日返しに行った。
 失念していたわけではない。ちゃんと(?) 言い訳は用意してある。
 まず、借りていた本から紹介しよう。「筒美京平ヒットストーリー1967-1998」という本だ。
 筒美京平は、僕の青春を支えてくれた作曲家である。南沙織・浅田美代子・岩崎宏美等々、僕のアイドルたちに、素晴らしい楽曲を創り続けてきた。好きなアイドルなどという贔屓目無しに見ても、日本歌謡曲史上、最高の作曲家だと確信している。
 その筒美京平の歴史が、詳細に渡って収められている。インタビューからは、ヒットメイカーに徹した、彼のプロ意識が手に取るように伝わってくる。
 この本を手元に残したいと思った。しかし、当然のことながら借りたものは返さなければならない。書店に注文しようにも、1998年の出版であれば、もはや絶版になっている可能性の方が大きい。
 そこで、巻末の曲名リストだけでもコピーしてから返却しようと思っていた。そのリストに沿って、改めてCDでも借りてきて、聴きなおしてみようと考えた。ところが月末から昨日にかけて、コピーする時間がなかなかとれなかったという理由だ。(苦しい言い訳だなぁ)
 眼科に行って謝った。
 何せ約5か月ぶりだ。眼底に腫れがあって、1月末に診てもらった時には、手術をしようという話になった。その前にもう一度、3月に来なさいとも言われていた。
 それが、3月は議会があったし、4月は選挙だし、5月は会派だ議長選だとバタバタしてたし、6月も議会だ。と渋っているうちに、とうとう今日まで延ばしに延ばしてしまった。先生の顔を見たとたん、まずはそのことを詫びた。
 今日は、改めて手術を宣告され、その日程を決めなければならないと覚悟を決めて出かけた。ところが、検査の結果、腫れが引いているので、手術はしなくてもよいとのことだった。助かった。思わず、先生に「有難うございます」と頭を下げて、診察室を後にした。
 ”謝”という文字には、”言葉を放つ”という意味があるそうだ。陳謝、感謝、謝辞、謝罪・・・人生は、どこまでいっても、”謝”の連続だ。(5543)