知事知事による高品質りんご生産に係わる現地奨励会が、市内笹舘の個人園地で行われた。弘前市議会からは、11名の議員が参加した。 りんご産業振興特別委員会のメンバー+経済文教常任委員会のメンバーである。集合はほぼ重なっている。
 知事の挨拶は、相変わらず早口であった。まるで速射砲のようだ。息を継ぐ間もなく言葉を発し続け、しかもそれで話の辻褄が合って、主語と述語がぶれない、なんて喋りは、知事と三浦雅士先生が双璧だろうと思う。二人とも、本当に頭がいいのだろう。
 知事による、摘果実演も行われた。その最中でも、知事は何かを喋り続けていた。それがまた、画になる。昨今の為政者は、政策とかポリシーは勿論のこととして、そういったパフォーマンスも必要なんだろうなぁと感じた。少なくとも、僕のように、シャイ(?)で、控えめ(?)な性格の人間には、とても務まりそうにない。
 その後、弘前市議会の、りんご産業振興特別委員会のメンバー+経済文教常任委員会のメンバーは、市が管理する「りんご公園」に向かった。ここ数年猛威を奮っているりんご黒星病の現地調査のためだ。
 昨年は特にひどかった。市議会では、関連省庁や、県選出国会議員に対して、その対策について、陳情を繰り返したくらいだ。
 りんご公園でも、ご多分に漏れず、その被害は甚大だったそうだ。そこで、今年の4月に、越冬した落葉を徹底して掃除をした。感染の源を排除したのである。その結果、今年は、発症率が大幅に減少したとのことだ。
 しかし、今年の5月6月は、黒星病の胞子を運ぶ要因となる雨が、記録的に少なかった。そのことも、発症減少に寄与している。しかも、減少したとは言え、まだ発症している葉や実はある。昨日・今日の雨で、そこからまた感染が広がるかもしれない。つまり、油断をしてはならないということなのである。
 現地視察終了後、委員会で、対策を協議した。新薬開発の促進や、販売に関する条例改正等の意見が出た。とにかく、弘前市議会として、早急に何らかの意志を、形のあるものとして示さなければならない。これからも忙しくなりそうだ。(8987)

 追伸
 今日の午後は、リンゴ畑の中で過ごしたせいか、何となく、サリンジャーの小説を思い出した。 僕が書店を経営していた頃は、若者の必読書のようなもので、ロングセラーの定番だったのだが、今も読み継がれているのだろうか?