久々に”日常”が帰って来た。
 ここ8年間の、僕の日曜午後のルーティーンは、弘前読書人倶楽部にいることであった。たいがいのお誘いはお断りして、たまに断り切れないときでも、遅くとも午後2時くらいまでには引き上げて、とにかく読書人倶楽部のシャッターを開けた。どうしても都合のつかない時には、会員のTaさんやKoさんに代わってもらったときも数回はあった。
 別に、何をするわけでもない。倶楽部のデスクに座って、頼まれた原稿を書いたり、仕事上の書類を作成したりしながら、いつ誰がくるともしれない来客を待っていた。お客様が来たら来たで、お茶を入れたり、ワインのコルクを抜いたりして、四方山話をするのが、日課(週課?)だった。毎回、5~6人、多い時で10人は、入れ替わり立ち替わり訪ねて来てくれる。その方々との会話を楽しむのが、毎週の楽しみであった。
 それが、7月は途絶えていた。何度かこのブログでも紹介したように、倶楽部の引っ越しを余儀なくされたからだ。
 なにせ6千冊の本の移動である。撤収、運搬、配架に、2週間以上もかかってしまった。その間には、参議院選挙の立合いもあった。そんな訳で、日曜日のルーティンワークも、しばらくお休みが続いていた。ようやく25日は、取り敢えずの体裁を整えることは出来た。
 読書人倶楽部それから1週間が経った。金・土と出張に行っている間に、右の写真のように、看板の取り付けも完了していた。常駐スタッフのNさんが一生懸命やってくれたお陰で、本の整理もだいぶ進んだ。
 これであとは、コピー機兼FAXが付いて、雪の降る前にストーブを備えれば、ほぼ引っ越しは完成だ。
 今日は、そんな新装読書人倶楽部で、以前と同じように、訪ねて来られた会員の皆様との会話を楽しんだ。皆もこの日を待ちわびていたのだろう。昼過ぎから閉館まで、途絶えること無く来客が続いた。
 気持ちが落ち着く。心が安らぐ。このブログの読者の皆様にも、是非、この空間と時間を味わっていただきたい。
 ここで、新しい読書人倶楽部について、改めて(というより初めてかな?)ご紹介する。
 住 所  弘前市本町69  弘前大学保険学科向い
 電 話  0172-33-4033
 駐車場  建物に向かって左側に4台分有り
 年会費  6000円
 開 館  正午から午後6時まで
 定休日  毎週月曜日(他に年末年始・GW・お盆等休日有り)
 H P       http://www12.plala.or.jp/dokusyojin/index.html#
 
 一年中、会員を募集している。先ずは、是非一度(と言わず二度三度で度でも)、覗きに来ていただきたい。(13098)

 追伸、今日のタイトルは、若竹七海さんのデビュー作からパクった。あっさりとしたライトミステリーだった(ように記憶している)。