久しぶりに、モーニングセミナーに出席した。ここ2週間ほど休んでいたのだ。
 決して、だらけて寝坊したのではない。先々週も先週も、隣り町会のラジオ体操に参加していたのだ、と言い訳をしておこう。
 セミナーは、朝6時からである。遅刻しないよう、家を5時半には出る。中央通り、駅前大通りと、日中であれば車の往来の激しい道を歩いていくのだが、さすがにその時刻だと、車も人もまだまばらだ。
 場所取りそんな早朝に、驚くべき光景を目にした。右の写真である。ねぷた観戦の場所取りだ。歩道にガムテープを貼って、ご丁寧に車道側から読めるように、名前まで記している。
 午後7時スタートのネプタ運行のために、朝の5時半から、もう場所をとっている。ネプタに対する情熱よりも、公共の歩道を半日以上も占有しようとする、その非道徳心にあきれ果ててしまった。
 いや、待てよ。ひょっとしたら昨夜の場所取りの名残かもしれない。だとしたら、自分で貼ったテープの片付けもしないで帰ってしまったことになる。これもまた、許される行為ではない。
 更に更に、ひょっとしたら、昨日も場所取りをして、今日も同じ所を確保しようと、意図的に貼りっ放しにしたことも考えられる。こうなるともう、公共心の欠片もない、極悪人非道と言うしかない。
 このケースに限らず、ネプタ見物の場所取りには、目を覆いたくなる事例がたくさんある。何時間も前から、横断歩道やバス停の前にも拘わらず椅子を並べている人。ガムテープで囲った中に自転車を横倒しにしていく人等々、一つ一つ挙げればきりがない。
 歩行者に迷惑云々以前に、第一、見苦しい。大勢のお客様を迎える観光イベントとして、とても恥ずかしい。
 今朝の地元紙にも、この件に関する記事が載っていた。やはり、 観光客からも苦情が出ているという。 
 しかし、それに対する、関係者とやらからの返答が、また情けない。「まつり主催者も公道を借りている立場もある・・・」「私物を完全に撤去することは難しい・・・」
 主催者が、公の事業として道路を使用することと、不特定多数の人間が勝手に公道を私物化するのと、何故同レベルで考えなければならないのか!? 歩道に貼られて放置されたガムテープが私物なのか!? 言い訳にしか聞こえない。
 と、書いているうちに、ふと戯れ句が浮かんできた。「弘前に 醜きものの 二つあり カラスの糞と ネプタの場所取り」。 お粗末でした。(9318)