去る8月20日のブログに、生意気にも、議員の活動について私見を述べた。議会の各種会議に出る子こと以外にも、日常的に政治活動があることもお伝えした。
 その日常の仕事の中でも、けっこうのウェイトを占めるのが、市民からの各種要望を聞いて、行政との橋渡しをするということだ。単に行政担当者を紹介するだけの場合もあれば、窓口に同行する場合もある。
 僕も、お陰様で12年も議員をやらせていただいているうちに、実に多様な要望や苦情を、引き受けてきた。議員になって一番最初に受けた相談が”離婚”のことだった。 未だに、何でそれが議員の役目なのかはよく理解できていない。
 その他、隣地との境界の紛争、生活保護のこと、国保料のこと、ごみ屋敷のこと、猫屋敷のこと、市道にはみ出した木の枝の伐採のこと、通学路のこと、街灯のこと、文化財のこと、スポーツ少年団のこと、公共施設のバリアフリー化のこと、市営住宅のこと、住民票のこと、農道のこと、商店街のこと、保育所のこと・・・。数え上げたら切りが無い。
 全てが市民の要望通りに解決しているわけではない。法律・条例・予算等々、壁が立ち塞がることもあった。でも、結果はともあれ、その度に市の担当課の皆さんには、真摯に対応をしていただいていると思う。改めて感謝を申し上げたい。
 数ある要望の中でも、一番多いのが、除雪と道路・側溝整備のことだ。どちらも道路維持課の管轄だ。除雪は冬季限定に近いが、道路・側溝の件は、年中飛び込んでくる。僕に限らず、市政懇談会においても、各地区から要望が出るのは、道路関係の事案が際立っているように思う。
 今日も、桔梗野地区の方から、側溝について連絡をいただいて、現場を見に行ってきた。蓋がついている箇所とついていない箇所が交互にあって、却って危ないというのである。なるほど、実地検分をしてみたら、もっともな話だ。僕だって、酔っていたら、足を踏み外しそうだ。近所に住んでいれば毎晩だ。
 しかし、周囲の状況を見れば、何やら事情もあるらしい。取り敢えずスマホに写真を収めて帰って来た。今日はスケジュールが押しているので、明日にでも維持課に行って、この写真を見せて、対策を協議したいと思う。
 側溝の蓋に関しては、これまで聞いてきた話では、歩道幅を確保するため付けて欲しいというケースと、降雪期の雪捨ての溝として外して欲しいというケースと、2通りあるように思う。結局それは、それぞれの町会によって考え方が違うらしい。
 因みに、僕の家の周辺は、がっちりとコンクリートの蓋に覆われている。お陰で、どんなに酔っ払って帰って来ても、その点に関しては、今のところ大丈夫である。 
 と、このような活動の時でも、議会に、タブレット会議システムが導入されていれば、そういった具体的な事例を写真で示し、それを全員で見ながら、一般質問で質疑を行なうことも可能だ。市内の一部の問題ではなく、全体の問題となれば尚更だ。
 百聞は一見にしかず。されど、一見はあくまで一人の一見でしかない。事実を万人の目で確かめて、共通認識の上に立った議論を実現するためにも、弘前市議会が現在進めている、タブレット端末導入協は必須の要件だと再確認した次第である。
 明日も、全くの別件で、初めてのに会う予定だ。どんな用件かは行ってみなければわからない。いずれにせよ、相談を受ければどこへでも飛んで行く。議員という職業は、一種の御用ききのようなものだ。
 どこかの厚生労働政務官のような、それで金を稼ごうなんて口ききは論外だが、市民のための御用ききとは完全に別物だ。口は”利く”、ご用は”聞く”という、字からして違う(4910)