消費税増税には、そもそも反対である。政治家や官僚が、身を切る改革も断行せず、ツケを国民に回すようなもののようにも思えるからだ。
 更には、増税対策として打ち出された、いくつかの施策にも呆れている。 全て弥縫策にしか見えない。 
 店の中での飲食は10%で、持ち帰りだと8%だって!?。あちこちで指摘されているように、相当混乱を招きそうだ。宴席等で、残した料理を折り詰めにして持ち帰るのはどうなるんだろう。ハンバーガーをドライブスルーで買って、すぐ横の駐車場で食べても8%なんだろうか?
 プレミアム商品券も厄介だ。25%お得な商品券を、低所得者や子育て世代に販売するというが、どうにも不公平感を禁じ得ない。僕がどちらにも該当しないからだけの理由ではない。
 小売店の立場になっても疑問は残る。その日の売り上げをその日の支払いに回しているような零細の小売店・飲食店では、実は、現金化まで日数がかかる商品券は、あまり有り難くないというケースもある。
 以前、地域振興券なるものもあった。まだ書店を経営していた最中だ。ちょうど3月末の最繁忙期でる。辞典や参考書(トラの巻)、文房具など、平年であれば現金で入ってきていたものが、相当数振興券に化けていた。おそらく、当時、弘前市内の振興券引替え額ランキングでは、ベスト5に入っていたのではないかと思う。が、おかげで、3月末の資金繰りにはかなり苦労をした記憶がある。
 キャッシュレスのポイント還元にも、同じ事が言える。以前に比べて決済サイトがだいぶ短くなったとはいえ、その日のうちに現金は入ってこない。
 何よりも、手数料の負担が、小売店・飲食店に被さってくる。消費増税対策期間とやらで、来年の6月までは低率に抑えられるらしいが、その期間を過ぎれば、上乗せされることになるとのことだ。仮に、「今なら手数料率3%ですよ」といって勧誘しておいて、来年の7月以降、「4%になりました」というのでは、現代版「朝三暮四」ではないか。
 今の議会で僕は、この消費増税対策について質問する。今日、福祉と商工両部門の担当者と、その件で打ち合わせをした。
 税そのものや制度の根幹は、あくまで国のマターだ。市としては、市民や事業者に対する制度の周知徹底に力を注いで欲しい、といった論点で質問を組み立てる予定だ。
 充分打ち合わせをした。だからといって予定調和の馬場のプロレスにはならない。目指すはアントニオ猪木だ。ダァーッ。(5038)