市議会議員として、13回目の決算審査を迎える。我ながら、もうそんなになるのかといった心境である。
     最初の8年間は、会派に属せず、無所属を通した。だから、決算書や決算説明書を一人で読み込み、一人で調査して、一人で質問を組み立ててきた。
      次の4年は、今は引退したku議員と二人で会派を組んだ。でも、「何を質問するのー」程度の情報交換はしても、その質問事項について、突っ込んだ意見を交わす機会は、滅多に無かった。
     そういった意味では、今日、初めて、複数の議員で、決算勉強会というものを開催した。参加したのは5人。僕以外は、全員、この春当選したばかりの新人議員だ。新人社員の研修会の中に、一人だけ嘱託の老人が混ざっているような感じだ。
      決算の勉強会といっても、財務部の職員を呼んで、説明を聞くといったものではない。それぞれが、決算資料に目を通し、気になった箇所、疑問に思ったこと、質問しようと考えている項目を挙げて、それらについて意見を交わし合うといった形であった。
      これが最善の方法であったかどうかはわからない。とにかく最初だから、手探りで、まずは第一歩を踏み出してみた。
      他の参加者は、どう感じたのだろう?  僕自身は、得るものが大きかったと思っている。
      例えば、僕も、同じ会派のTa議員も、教育費の中のICT活用教育事業に着目した。そうしたら、他の議員からは、そうした先進的施策について、弘前大学教育学部との連携を図るべきではないかという意見が出された。もっともだと思った。それを、委員会での質問に採り入れてみようと思った。
      このように、自分の質問事項について、皆が色々な視点を示してくれる。それが、自分の考えに厚みを持たせてくれる。誰の発案だとか、手柄だとか、そんな小さな了見ではなく、皆で一つの問題を掘り下げて、よりよ議論をできるように練り上げる。一種のチームプレーもような意義があったように思う。
      今日は、その他にも、移住促進対策について、コンベンション誘致について、Wifi環境整備について、英語教育について、ねぷた松入りについてといった個々の事業のことから、投資的経費の減少幅が大きいといった、全体に関わることまで、実にたくさんの意見が出た。決算委員会までは、まだ10日もある。特に、若手議員の皆さんには、今日の勉強会を活かして、活発な論戦を挑んでもらうことを期待したい。
      と、先輩風を吹かせてしまったが、実は、僕自身、一年目の最初の決算審査では、勝手がわからず、何も質問できなかった。その決算の基になった予算審査に加わっていないからとか、無所属なので、誰も何も教えてくれなかったからとか、口実や言い訳はいくつかあるが、本当のところは、今もって、後悔と反省をしている。僕にもウブな時代があったのだ。
 そんな昔のことを思い出しながら、自分のことを棚に上げて、若い議員をけしかけている次第だ。案外、意地悪い老人なのかもしれない。(7308)

      追伸
     今日のタイトルは、桜田淳子のヒットナンバーである。オリコン第1位を獲得した。それこそ、チャート1位は、確か、桜田淳子にとって、はじめての出来事であった。