昨日のブログにも書いたように、今日から、経済文教常任委員会の行政視察に出かけている。と、言っても、今日は移動に丸1日費やした。
      朝8時、弘前市役所前集合。明日の視察先の、勝山市のホテルに着いたのが、夕方4時半・・・日本は広い。
      勝山市へは、福井駅から、えちぜん鉄道に乗った。私鉄である。駅舎も電車も、清潔感にあふれている。気配りが行き届いている。
     気になって、ネットで調べてみたら、福井市、勝山市等、周辺5市町村で、約70%を出資する、第3セクターだった。残りは、一般株主42名となっていた。
     驚くべきことでもないかもしれないが、弘南鉄道大鰐線の数字が頭にあっただけに驚いた。今年の3月期決算で、300万円の純利益を計上している。こも彼我の違いは何が原因なんだろう?
      一つは、沿線の人口の差もあるだろう。福井市だけで、弘南鉄道大鰐線全線の、住民数を軽く上回る。
       沿線には、永平寺もある。年間、相当数の観光客が訪れているに違いない。
       終点の勝山市に行くためには、他に鉄路はない。我が弘南鉄道の終点 大鰐線の町へは、弘前からJRで行くこともできるし、その方が早く安いらしい。
      しかしまぁ、なんと言っても一番の違いは、さっきも書いたように、第3セクターだという点である。ー民間企業を市が公金で支援するのではなく、自治体が経営の主体となり、責任を担っている。
     しかも、そこに、周辺自治体のエゴがない。もっとも人口の多い福井市も、その10分の1しか人口の無い勝山市も、出資比率ほぼ同じ。むしろ、勝山市の方が若干多い。
     昨年視察した、養老鉄道でもそうだった。人口の多寡にかかわらず、周辺市町村の負担は平等だった。
     これが、大鰐線ならどうだろう?  仮に3セクを立ち上げようとした場合、大鰐町は、9割以上の負担を、弘前市に求めてきそうな気もしないでもない。だとすれば、僕なら、賛成できない。
     ともかく、弘南鉄道の存続については、自分の中でも、まだ結論は出ていない。ただ、中途半端なまま、ダラダラと公金を垂れ流すのだけは、やめた方がいいとは思っている。
     明日は、人口3万人足らずの勝山市の、観光施策について調査を行う。案外、そこにも、えちぜん鉄道黒字の要因があるのかもしれない。(8710)