三沢市に来ている。青森県市議会議長会主催の議員研修会に参加したのだ。県内各市が持ち回りで担当して開催している。
    なんと今回、弘前市議会からは、28人いる議員全員が参加した。これまで無かった快挙だそうだ。これも、この春の統一地方選で、6人もの新人議員が加わって来て、議会全体が大いに刺激を受けた、一つの効果の現れであろう。
    議長会主催の研修会ならば、全員参加は当たり前だろうって?   それがそうでもないのである。例えば、今日だって、青森市からは9人の議員しか来ていない。
    いや、決してそれを非難するつもりはない。かくいう僕も、意図的に欠席したことがある。
    初当選させていただいた年の議員研修会だ。弘前市が当番だった。その時の研修の講師が、当時、弘前大学に在籍していた、柔道の金メダリストだった。その頃の僕は、今よりずーっと 頑なだった。尖っていた。「何で議員研修の講師が柔道家なんだ?   全く関係ないじゃん」と反発して、勿論、そんなことは口には出さないが、わざと欠席した。
     そればかりか、研修後の意見交換会(懇親会?)を行なっている時間帯に、自分の議会報告会を開催した。今思えば、喧嘩を売っていたようなものだ。あれから12年、僕も随分と丸くなった(つもりだ)。
      その時のばかりでない。その後も、あまり議会とは関係のなさそうな内容の会が、何度もあった。一番ひどかったのが、どこの主催とは言わないが、地域おこしコンサルタントの話。自分の自慢話に終始していたように感じた。
      今日の三沢市での講演テーマは「元号と日本文化」であった。とても面白かった。わかりやすかった。ためになった。少し賢くなったような気もする。
       でも、企画した三沢市の皆様には申し訳ないが、議員の仕事とは、あまり縁がなさそうに感じた。だって、元号の制定には、地方議員が口を挟む余裕は、微塵もない。
      僕個人では、例えば、議会改革の先進事例や、IT機器を使った最新の議会運営についてとか、地方政治をめぐる全国の動静とかの話を、じっくり聴きたいと思っている。
       三沢市には、青年会議所、商店街、書店組合等で、以前は何度も来たことがある。でも、今日は、9年ぶりくらいの再訪だった。 亡くなった女房と、二人で、寺山修司記念館や、航空科学館を訪ねた。女房が余命を宣告された直後だった。
       だから三沢は、ちょっぴり懐かしい、そしてちょっぴり哀しい街なのである。(9434)