昨日のブログ、あるいは今朝のFacebookで予告したように、今日の行政視察の内容を書く。調布市とあきる野市を訪問した。
      調布市の視察項目は、「子供・若者総合支援事業」。あきる野市は「創業・就労・事業承継支援ステーション」。どちらも、座学+現地視察をさせていただいた。
      調布市は、おそらく初めてである。昨日も書いたように、お隣の府中市までは、足繁く通っていたが、調布で降りたことはなかったと思う。私鉄沿線ではあるが、野口五郎の世界観とは違う、近代的な感じがした。
      あきる野市には、以前、議会広報誌の視察で訪れたことがある。この道のトップランナーだ。今では、多くの地方議会が、あきる野の後を追っている。僕が、弘前市議会だより編集委員だったときには、予算の関係もあって、思い切った改革はできなかったが、今の若い委員の皆さんには、決して模倣ではなく、弘前ならではの紙面づくりを期待したい。
      さて、本題に入ろう。今日の視察内容である。調布市、あきる野市、どちらにも共通する重要なポイントがあったように思う。ワンストップサービスという点と、専門家の配置という点である。
      調布市では、子供若者支援として、社会福祉協議会内で、「相談」「学習支援」「居場所づくり」の3つの業務の窓口を一本化し、一つの施設内で行なっている。そして、スタッフ8名は、全員が、少なくても、社会福祉士の資格を持っているのだそうだ。
      あきる野市の取組も、創業・就労・事業承継という、それぞれに異なる内容の相談・指導を、一つのデポをつくり、そこで対応している。そこでは、業種ごとの得意分野を持った中小企業診断士が、相談だけではなく、事業計画の立て方から、販売戦略まで、無料で、何度でも、徹底して指導をしいるのだそうだ。
      つまり、役所の縦割り組織にこだわらず、分野横断的な態勢を構築し、プロが専任で業務にあたっている。そのことが大きな成果を産む。
      いや、成果に関しては、まだ論評するのは早いかもしれない。どちらも、そんな一朝一夕で結果が出るものではないことくらいは、僕でもわかる。
      でも、今日の説明を聞いて、そして、僕らの質問に対する答え方を聞いて、プロの矜持と、事業にかける意欲がビシビシと伝わってきた。数年ごとに異動のあるゼネラリスト職員だけではなく、スペシャリストの採用・育成、あるいは職員外の専門家の活用も、これまで以上に進める必要を感じた次第だ。
      1日に2ヶ所の視察は、やっぱ強行軍だ。ホテルにチェックインしたのは午後6時半過ぎ。あたりはもう真っ暗だった。
      さすがに外に出る気力もなく、5人でホテル内の居酒屋で、食事をしながら総括をした。皆、真剣に、今日の視察内容を振り返り、弘前との違いを語り、今後、どのように活かせるかを、熱く議論した。そのために、市議会はどうあるべきかなんてことにまで話題は及んだ。
そのような素晴らしい仲間と巡り会えたことを、心から嬉しく思う。
       明日も視察地はまた2ヶ所。埼玉県入間市と、東京都北区。その感想は明日のブログに書きたい。(8405)
      
      

社会福祉士の資格を持