SNSのことから書き始める。
 友人とのやりとりは、最近は、もっぱらLineを使う。簡単だし、スタンプも楽しいし、無料だと利いたからだ。お陰で、Eメールやショートメールは、あまり頻繁に開けてみることが少なくなった。何日もそのままにして、不調法をしている場合もある。これは反省しなければならない。
 情報発信には、スマホを使って、Facebookも利用するようになった。主に写真とそのコメントである。長い文章は、書き手にとっても読み手にとっても、そもそも、スマホ向きではないように思う。
 そのFaccebook(以下FB)のことである。昨日の視察先である入間市から、西洋館の利活用について、FBで発信した。
 繰り返しになるが、入間市に本社のあった、石川組製糸という会社の創業者が建てた建物のことだ(右洋館の写真)。規模といい、建築された時期といい、その経緯といい、さらには、洋館と和館が隣接している点でも、弘前の旧藤田家別邸洋館に近い物だと思っていただければいい。国登録有形文化財であることも同じだ。
 そのFBの中で僕は、西洋館の利活用に関しては、「弘前市の方が進んでいる」と書いた。「ただ、弘前の場合、カフェが多過ぎる」とも書き加えた。
 それに対し、友人のN君から、すぐに反論があった。弘前公園周辺の洋館カフェは、シーズンになると、どこもお客様が入りきれず、入り口に行列が出来ている。それでも”多過ぎる”というのと・・・。さらに今日もまた、カフェは文化の拠点だから僕の言うことに違和感が残るという意見をもらい、何度かコメント欄で会話を続けた。同様のコメントは、K君からもいただいた。
 この件に関しては、僕は謝らなければならない。僕の言葉が足りなかったのだ。
 僕は”カフェ”を全否定したのではない。ただ、弘前市の場合、先に挙げた藤田家別邸にしろ、同じく国登録文化財の第八師団長公舎にしろ、あるいは、こちらは県重要文化財の東奥義塾外人教師館にしろ、既にいくつかの洋館カフェが存在する。目を公園周辺から離しても、弘前大学内には、旧制弘前高等学校外人教師館があって、そこもカフェになっている。
 まるで、「文化財洋館の利活用=カフェ」といった思考に固定されているようで、他に使い方はないのかな? と問題を投げかけたくらいのノリだったのだ。そこをもう少し丁寧に書けばよかったのだろう。
 多過ぎると感じるかどうかは、人それぞれの価値観で判断は分かれる。多いと感じる人もいれば少ないと感じる人もいる。どうでもいいと思う人だっている。きっと、それが多数派なんだろう。
 なんてことを、大学病院→議会事務局→某社会福祉法人本部→太宰治まなびの家→弘前大学教育学部という今日の行程の中で、ポッカリと空いた時間を、市指定文化財の旧靑森銀行津軽支店内にあるカフェで紅茶を飲みながら考えた。やっぱり、古い洋館にはカフェがよく似合う。(13322)