焼き物友人の奥方の作陶展に行った。写真のように、独特のフォルムと色彩が施されている。僕は、陶器の見方など皆目わからないが、素直に心を奪われた。(写真が下手でごめんなさい)
 場所は、考古館2階ギャラリーである。ここが、なかなか曲者である。
 というのも、会場周辺には、その入り口にでさえ、考古館という表示はない。いや、僕が見つけられないだけで、ひょっとしたら在るのかもしれないが、少なくとも目立つようにはなっていない。
 この場所に、考古館は、かなり以前からあった。小学生の頃、社会科見学で入ったような記憶もある。
 その後、何度、手が加えられたかは定かではない。明らかなのは、平成29年に現在の形となったことだ。
 一階には、「匠館」というクラフトカフェがある。この地域の工芸品を見ながら、コーヒーを飲んだり軽食を摂る事ができる。お洒落なスポットだ。
 階段を上がると、小さな展示スペースがある。今日の作陶展も、そこで行なわれていた。
 つまり、一階がカフェ、二階が展示室、その建物を総称して「考古館」と言うことらしい。が、繰り返すが、建物の周囲には、それを示すものは見当たらない。
 気になって市のホームページや観光協会のホームページを見てみたが、「考古館」の名前が使われていた。それが正式名称なんだろう。
 だとすれば、やはり、表記をしなければ不親切であろう。僕ら、古くからの弘前市民はいいが、外から来た人には分かりづらい。
 あるいは、もう考古品の展示は無いのだから、いっそ、「匠館」と正式名称を変更してはどうか。その方が、実態に合っていると思う。
 というようなことを、今日の出展陶芸家のご主人が、以前から言っていた。展示を見に行ったついでに、改めて看板や掲示物を確認したが、なるほど、その通りだと思った。
 午後は、宮川交流センターフェスティバルに顔を出した。年に一度の地域の文化祭だ。
 ところが、昨年まで、中央ホールに、所狭しと並べられていた陶芸作品の展示が、今年は無い。そう言えば、夏にこの会場で市政懇談会が行なわれた時、参加した市民から、釜が壊れたので修繕をして欲しいという要望が出ていたのを思い出した。それで作品を展示することができなかったのか。
 帰り際に、そのことを館長に確認した。そしたら、あれ以来、何の進展もないという。でも、陶芸クラブの皆さんは、焼けないまでも、集まって制作に励んでいるという。それを聞いて、少しは安心した。
 ここまで書いてきて、気がついた。「陶芸品」と書くのと「焼き物」と書くのでは、随分とニュアンスが違う。ましてや、「焼物」と書くと、「煮物」「椀物」「揚物」・・・と、つい涎が出てくるのは、僕だけだろうか。(10133)