靑森CO大学のS先生とお会いした。同じ会派を組むTa議員と一緒だ。約2時間ほど、しっくり話し合うことが出来た。
 S先生は、地方自治、地方議会の活性化について、全国を股に掛けて、講演や指導をされている。7月に行なった、弘前市議会有志の勉強会でも、講師をしていただいた。
 僕は、約10年くらい前から、知己をいただいている。まだ一期目、無所属だった頃だ。当時、若手と言われたM議員やF議員と、居酒屋で盃を酌み交わしたことがある。
 以来、何度か、お会いしている。S先生が主催する公開講座にも、出席したことがある。それがご縁で、富山県氷見市の市庁舎を視察にも行った。
 S先生は、Ta議員の恩師である。先生の薫陶を受けて、彼は政治を志し、銀行員という恵まれた境遇を捨て、立候補を決断した。そして当選した。先生の教えを具現化しているといっても、決して過言ではない。
 先生とTa議員の結びつきを見ていると、まさしく師弟関係の強さを感じる。喩えて言えば、荒川コーチと王選手のような間柄だ。Ta議員は、卒業して8年も経った今でも、先生とはしょっちゅう会っているらしい。羨ましいことだ。
 これは、ある意味、地元の大学に進学したからだとも言える、少人数の指導だろうし、卒業後も頻繁に会うことができる。
 僕の場合、東京のマンモス私大だったせいか、特定の先生との結びつきは、全く(ほとんど)無い。いやいや、東京だとかマンモスだとか、それは言い訳に過ぎなく、一番の要因は、授業にもゼミにも、ほとんど(全く)出ていなかったからに他ならない。今思えば、よくも卒業できたものだと、我ながら不思議に思う。まぁ、不真面目な学生であった。
 数年前、ゼミのOB会の案内を頂戴した。あいにく日程が合わず、欠席をした。突然、ゼミ仲間から電話をもらったこともある。しかし、正直言って、すぐには顔を思い浮かべられなかった。
 東京にいるサークル仲間は、年に数回は集まっているようだ。有り難いことに、毎回、メールで連絡が入る。でも、なかなか日程が合わない。せいぜい、2年に一度、出席できるかどうかといったところだ。
 地元の大学では、地域密着というか、濃い人間関係を築けるという利点がある。一方、地域外の大学では、薄いなりに、全国にまたがった広い関係を築くことができる。どちらがいいとか悪いとかではない。せっかく大学まで行ったのであれば、そこでの出会いを大切にしなければと、Ta議員とS先生の、息の合った様子を見て、羨望と反省と後悔を、一気に覚えた次第なのである。
 来年は、サークルでもゼミでも、お誘いいただければ、是非、出席したいと思う。(9030)