弘前市議会定例会は、先週の金曜日に開会した。でも、今日から、来週の月曜日までは、議案熟考と称して休会中である。そのことに、批判的な見方があることも、充分に承知はしている。
 が、決して、僕ら議員は、丸丸惰眠を貪っているさけではない。それぞれに、上程された議案について、調査をしたり、市民の声を聞いたり、議員同士で打ち合わせをしたりしているのだと思う。
 今日は、教育委員会の皆様に来ていただいて、今議会に提出された議案について、説明をしていただいた。所管する常任委員長として、審議をスムーズに進行するためにも、議案の内容を熟知しておきたいというのが狙いだった。
 今議会には、教育委員会関連で、5つの議案が上程されている。内、一つは、教育関係職員の給与等に関する条例の改正案である。
 これは、議案書に閉じられていたものだけで、A4版、8ページにも渡る。教職員給料表(1)と(2)が、1号から、多いところでは149号まで、別表として添えられている。
 ところが、僕の聞き間違いでなければ、月額給料改定の対象になるのは一人だけなのだそうだ。(違っていたらごめんなさい。ご指摘いただければすぐに訂正します) たった一人のために、これほどの条例改正をしなければならない、条例というものは、かくも面倒くさいものなのだ。
 かと思えば、もう一つ、小学校の統合に関する条例改正案も出された。小友小学校・三和小学校・新和小学校の3校を統合して、新和小学校とする案である。
 一口に学校の統合と言っても、もの凄い時間とエネルギーを要する、今回の統合だって、3年以上も前から、学校区ごとの地域意見交換会、あるいは保護者アンケート、3校合同の地域意見交換会、校舎見学会等々、いくつものプロセスを慎重に踏みながら、合意を形成してきたことと思う。ここに至るまでは、それぞれの保護者の、卒業生の、地域住民の、様々な思いが交錯していたことと思う。
 それなのに、条例改正案は、さっきとは逆に、至って簡単なものである。提出された議案書では「本則第1号の表弘前市立小友小学校の項及び弘前市立三和小学校の項を削る」の1行だけなのだ。
 条例改正とは、かくもあっけないものなのか。全く正反対とも思える2つの議案書を見て、今さらながら、行政組織の手続きに、不可思議さを覚えた次第である。
 いいとか悪いとか、正しいとか間違っているという話ではない。100%、僕の感覚の問題である。
 今日は、学校統合についても、議案書とは別に、資料を提示されてご説明をいただいた。あとは、委員長として、しっかりと舵取りをしていこうと思う。(6276)