1月3日のブログに、年間の読書目標を記した。80冊。達成するためには、5日に1冊以上のペースで読み終えていかなければならない計算だ。
 それに早くも暗雲が垂れ込め始めた。7日目にして、ようやく今年1冊目の本を読了できた始末だ。しかも2年越しで。 
 図書館にリクエストして借り出してきたのが、12月中旬。貸出し期限を一度延長して、それでも読み終えることができず、漸く、今日、返却してきた次第だ。今年初めての図書館詣であった。
 大好きなプロレスの本なのに、この有様だ。これでは、文学作品、小難しい評論等だと、何日かかるかわからない。
 ちょっとだけ言い訳をさせて欲しい。僕の読書タイムは、夜寝る前と朝目覚めてからである。布団の中でページをめくる。夜は眠り薬代わりでもあり(薬も飲んではいるが)、朝はウォーミングアップ代わりでもある。
 ところがこの本は、A5版、上下2段組み、495ページもある超大作なのだ。とてもとても、寝転がって読めるような厚さと重さではない。2度目の返却期限が切れたここ数日は、鞄に入れて常に持ち歩き、時間を見つけてはカフェでコーヒーを飲みながら読んでいた。それで最後までなんとか辿り着くことができた。
 いやいや、本のせいにしてはいけない。視力と知力、読解力が落ちていることを、素直に認めなければならない。
 昨年の暮れ、部屋を掃除した時に、読みかけの本や、全く手をつけていない本が、わんさと出てきた。当分、本を買ったり借て来たりしなくてもいいと思った。 
 ところが、図書館というのは伏魔殿である。返却しに行くと、必ず何かを借りてこなければならない空気が漂っている。カウンターに本を置いて引き返せばよさそうなものだが、本の霊気が、僕を書架の前へと引き込んでいくのだ。
 今日もまた2冊借りてきてしまった。
 どちらも布団の中でも読めそうだ。プロ野球も幕末も、守備範囲内である。この辺りのところから始めて、ペースを上げていきたいものだ。(11263)