今年初めての大学病院。糖尿定期検査の日であった。僕は、恐る恐る、 診察室の扉を開けた。
 「お変わりありませんでしたか?」
 主治医の挨拶は、正月だろうが年の暮れだろうが。いつも同じである。
 「お変わりありませんかって、先生、年が変わりましたよ」
 なんて軽口を返せるような心境でもない。何せ今日は、数値の悪化を覚悟して行ったのだ。
 昨夜、痛飲した。昨日のブログに書いた大学での講義の後、同じ会派のTa議員と新年会を行なった。講義に招いてくれたM先生はご都合がつかなかったが、弘前学院大学のS教授や、他の会派で競馬仲間のKi議員にも声をかけて、駅前の居酒屋で、盃を重ねた。12月議会のこと、選挙制度のことなど、話は盛り上がり。6時から始まった宴は、あっという間に8時半を過ぎていた。
 実は、僕とTa議員は、講義が終わって大学を出た後、他に行くところもないので、同所で5時から飲んでいた。3時間半も、一ヶ所で、腰を据えて飲み続けていたことになる。
 そんな訳で、今日は、血糖値が激増しているものと恐れていた。お小言の一つや二つは、甘んじて受けなければなるまい。
 不吉な前兆もあった。診察前の採血である。マスクでよくはわからないが、目元のチャーミングな看護師さんである。そこまでは良かった。
 左腕に針を刺した。ところが血がなかなか出てこない。何度か角度を変えてみたが上手くいかない。血糖が上昇して、血がドロドロになっているんではないかという不安が、頭を過ぎった。
 仕方なく、右腕に針を刺し直した。新年早々、朝から2度も痛い思いをした。
 と、ここまで書けば、結果はもうお分かりだろう。そう、微かだが、良くなっていたのである。Hba1cは、前回の7.2から7.1へと改善されていた。パチパチパチ。
 今年の目標は、1月3日のブログにも書いたように、6点台だ。あと僅か0.2P。年末まで待たず、早い時期に達成出来るかもしれない。
 そう言えば以前、主治医から、「お酒だけ飲んでれば血糖は下がるんですよ」と聞いたことがある。飲みながら、唐揚げとか焼き肉とかフライドポテトを摘まむから駄目なのだ。飲んだ後、〆のラーメンを食べるから駄目なのである。
 そうと分かれば話は簡単だ。明日から新年会が続くが、あまり料理に手をつけないようにすればいい。
 でも、そうすれば、食品ロスが増える。弘前市の生ゴミ減量化運動に反することになる。うーむ、困ったなぁ。(6553)