弘前市議会予算決算特別委員会は、今日が最終日。一般会計、各特別会計、事業会計の全てが、原案通り可決承認された。
 僕は、10款教育費の中で、弘前市民会館費と弘前文化会館費について質問をした。
 市民会館は、既報の通り、4月から市の直営となる。今議会には、それに伴う予算案が上程されていた。
 それによると指定管理に付すよりも、歳出で5500万円ほど増額となる。一方で使用料収入が入るとはいえ、総額で1900万円ほどの負担増加だ。
 まず、その理由を問い質した。まぁ、早い話が人件費分なのだそうだ。民間に指定管理させるより、直営で行なえば、それだけ人件費が高くなる。賃金の官民格差を感じたが、それ以上追求するのはやめた。 
 次に、そこまでして直営で行なう理由だ。訴訟リスクがあるという。指定管理者指名決定通知を出した際、もしその決定が覆された場合は訴訟を提起できる、という一文が盛り込まれていたとのこと だ。
 しかし、指定管理者の指定は、議会の議決事項のはずだ。議会で承認される前に、あたかも最終決定したかのような文書を発すること自体に問題があるようにも思う。
 事業委託費についても尋ねた。もう4月1日からのことである。特に大ホールの舞台を担当する事業者は早く決めなければ、何も催し物ができなくなる。それを促す意味もあった。
 文化センターのことも、以前、ブログに書いた。令和3年度から2年間、全面改修のため休館となる。
 その2年は長い。文化会館を拠点に活動している団体は多い。その人達が路頭に迷う(?)ことになってはいけない。
 過日の予算委員会で、M議員が、弘前は文化都市を標榜するべきだと言っていた。その通りである。その弘前を支えているのが、多方面にわたる、たくさんの人々の文化活動なのだ。その方々のためにも、工期の短縮、代替施設の斡旋や確保を、強く要望した。
 僕のもの以外では、最も印象に残ったのは、Ki議員の質問である。新説される美術館長をずばり問うた。
 驚くべき事に、4月11日オープンなのに、まだ決まっていないということだ。普通に考えれば、背正式職名ではなかったとしても、既に内輪での”館長”とか”館長予定者”とかというポジションがあって、その人の方針なり指示があって準備が進められているはずである。そうでないとしたら、今から外部から招聘される人は、方針決定にも企画にも準備にも加わってこなかった、単なる御輿=お飾りにしかすぎないのではないかと、心配にもなった。
 実は、この館長に関しては、以前に、きな臭い情報も流れていた。そんな噂を払拭するためにも。一刻も早い決定が待たれる。
 と、今日は、”〇〇〇館”の話しが続いた。”館”と言えば推理小説。特に綾辻行人のシリーズが真っ先に頭に浮かぶ。デビュー作「十角館の殺人」を読んだ時には、まさに「この手があったか!?」と驚愕した。
 今、枕元には、「びっくり館の殺人」という文庫本が、長く放置されている。眠られぬ夜は、今度はこの本でも読んでみよう。(5979)