弘前市議会一般質問は3日目。今日は僕がリングイン、いや登壇した。 午前中2番目だった。
 今回の質問は「文化行政について」の1項目のみ。50分一本勝負だ。
 コロナ騒ぎになる前までは、一人あたりの持ち時間は60分だった。その時は、大体3~4項目を採り上げていた。3つだと余裕が有り過ぎるし、4つだと時間が足りなくなる。そんな具合だった。
 それに比べると、たった1項目というのは、少ないように思われるかもしれない。でも、”文化”は、奥が深く幅が広いのだ。結局1分だけしか余さなかった。
 最初に、市長から、「文化芸術活動の振興は、市民にゆとりと潤いをもたらし、心豊かな暮らしやまちを築いて行く上で必要不可欠だ。人々の創造力を育み、その表現力を高めるとともに、心のつながりや相互に理解し尊重しあう土壌を提供し、多様性を受け入れることが出来る社会が形成できるよう、文化芸術の振興に努める」といった内容の答弁があった。
 文化を所管する観光部長からも、これから策定作業に入る「文化芸術振興計画」について、「市の文化観光分野が抱える課題を明かにし、課題解決を図るための施策や事業を体系化し、総合的かつ体系的に進めることを目的とする」「市民の主体的な文化芸術活動を支え、地域共生社会の実現に向けたまちづくりを推進する」等の答弁が返ってきた。
 それらの言葉を聞けただけで、とりあえず総論の部分では、質問に立った甲斐があったというものだ。
 が、各論に入ると、多少噛み合わなかった。僕は、弘前れんが倉庫美術館を市民に開かれた施設にして欲しい、コロナ禍における文化施設の使用料金の減免について、弘前文化センターの改修と工事期間中の代替施設の件等を質問した。美術館では、積極的な答弁をいただいたが、それ以外では、今一つ、納得のいく答えを引き出せなかった。まぁ、僕の訊き方が悪い。大いに反省をした。
 要は、弘前が、青森県内の他市町村と比べ、圧倒的な独自性と優位性を持っているのは「文化都市」という点だ。歴史・伝統工芸・文化財等に加え、多様な創作・表現活動に取り組んでいるたくさんの人や団体がある。そういった人々の文化活動の場を確保してほしい、ということを言いたかったのだ。
 が、上手く伝えられなかった。僕の言い方が悪い。今日は反省することの多い一日だった。No原稿、ぶっつけ本番戦法にも、年齢による限界がきたのかもしれない。(4113)

 追伸
 今日のタイトルは、名著「私、プロレスの味方です」をパクった。
 先日、数十年振りに読み返してみた。プロレスそのものが、当時とは大きく変質を遂げているし、世間の評価にも隔世の感があるが(事実、隔世だが)、それはそれとして、やっぱりとても面白かった。

 追伸その2
 文化文化と騒ぐほど、僕は”文化人”ではない。理系に対する文系、体育系に対する文系というだけで、自ら何かを創造するなんてこととは縁遠い。しょっちゅう、あらぬことを想像はしているけど。