今日の午前中は、役所のレクが二つ。
 一つは、農政課からの、「高収益作物次期作支援交付金」について。これは、そもそもが、国の、コロナ騒ぎで収入が落ちた農家を助成するための制度であった。が、最初の制度設計を誤った。
 当初は、リンゴを含む果樹栽培全般も対象になるということだった。市役所も、国からの通達を受け、大々的に市内農家にアピールをした。
 ところが蓋を開けてみると、申請が殺到して、予定していた予算を大幅に上回ってしまうはめになった、そこで、申請受付を終了した後の10月になってから、交付要件が変更になった。コロナで売上が減少したことを証明しなければならない。そうすれば、リンゴ農家の多くは、これにあてはまらないことがわかった。
 その段階で、既に、弘前市だけで、3300件を超す申請が来ていた。その方たちに、改めて、要件に該当するかどうか、該当しない場合は、申請取り下げの手続きを要請した。その結果、ほとんどの方が、取り下げを申し出てきたという。
 それだけでも噴飯物なのに、交付を当てにして農機具等を買ってしまった農家に対して、今度は当てにしていた分を上限に助成をするという通達が、さらに後日に届いた。文字通り、二転三転である。その度に、市の職員は二度手間三度手間を強いられている。
 今日は、その経緯と事情を説明してもらった、さすがに市の職員は明言しないが、これははっきり言って国の失政である。ある意味、学術院会員の推薦云々よりも、特にリンゴ農家にとっては身近な問題だ。もっと怒りの声があがってもいい。ただし、その矛先が、市の職員には向かないように願いたい。彼らもまた被害者なのだから。
 次は、道路維持課から、今冬の雪対策についての説明があった。今年は、除雪業者に対する最低保障費の増額、新たな雪捨て場の設置、雨水貯留施設を雪置き場として活用、そして先日のブログにも書いたように、市と町会と事業者との協働による除雪等、新たな施策が加わった。いずれも、時宜を得た適切な対策だと感心した。
 また、今冬は特に、コロナの感染状況に応じて、フェーズ1~4までの作業パターンを考えているという、フェーズ1は、通常通り。フェーズ4は、委託業者や市職員が感染して業務遂行が困難な場合という。今日渡された資料では、フェーズ4については具体的な記載があったが、2と3については作業内容は触れられていなかったので、僕はそれを出してくれるよう求めた。
 こちらの雪対策についても、職員は一生懸命頑張っている。豪雪に見舞われると、除排雪に関する苦情が、ともすれば職員に集中しがちだが、それはお門違いだ。限られた資源、限られた予算、限られた人員の中で、ベストを尽くしているのだと言うことを、是非わかってもらいたい。
 その代わり、何か要望や意見があったら、僕ら議員に訴えて欲しい。僕らは僕らで、やはりベストを尽くす。・・・と言っておきながら、今年も雪が少なければいいなぁと願っている、正直な自分がいる。(7263)