弘前地区環境事務組合の定例議会が開催された。この組合は、弘前市、平川市、大鰐街、藤崎街、板柳町、西目屋村で構成されていて、共同でゴミ焼却施設を運営している。議会は、それら市町村から輩出された首長や議員で成り立っている。
 僕の隣は、西目屋村の村議会議員だった。西目屋村は今、村長選と村議会議員補欠選挙が行われている。
 「大変でしょう」と声をかけたら、ストレートに「ええ、大変です」という答えが返ってきた。毎日、街頭演説に帯同しているという。
 弘前より標高の高い、山間部の村だ。弘前でこの気温ならば、おそらく身も凍るような寒さであろう。でも、堂々と主張を訴え会い、熱い選挙になれば、村にとってもいいことだろうと思う。
 今日の主な議題は、令和3年度の予算案だ。総額23億6750万円。弘前市の当組合に対する負担金は12億2600万円。昨年度より約1億8000万円増額となる。勿論、弘前市だけではない。他の構成市町村も皆、昨年より増えている。正直言って、事務組合の予算書だけをみてれば、弘前だけが増えているわけでもないので、あまり気にならない。予算を按分した結果そうなったんだろうと、なんとなく、安易にわかったような気になっていた。
 ところが、その件について、昨日、会派で打ち合わせをした際に、Ta議員から、「環境事務組合への負担金が1億8000万円も増えるんですよね? ゴミの量が増えているのかな?」と疑問をなげかけられた。なるほど、弘前市の予算書をみれば、他の一部事務組合に対する負担金と比して、突出して増加額が多い。
 そこで今日は、そのことについて訊いてみようと、勇んで議場に赴いた。が、同じ主旨で、K産党の議員が先に質問をした。それで疑問は氷解した。
 簡単に言えば、負担金以外の事業収入その他歳入で、歳出を補えない分を、構成市町村で按分するのだそうで、来年度はその他の歳入が減少するので、市町村への割り当てが多くなるとの説明だった。決してゴミが増えているわけではない。
 今回の件で反省した。やはり、資料は多角的に読まなければならない。一方だけから見て、生半可に判断するのはやめよう。また、勝手に解釈するのは危険だ。何故?どうして?という素朴な疑問は、きちんと解明する姿勢を忘れてはならない。(4985)

 追伸
 子どもの頃の愛読書に「なぜだろうなぜかしら」というのがあった、今も、その後継シリーズはあるようだ。出版社も変わっていない。
 その頃のまま、素直に疑問を探求する人間に育ってたなら、今頃は、立派な科学者になっていたろう・・・そりゃないか。