交通春の全国交通安全運動が始まった。今日から4月15日までの10日間である。
 弘前市では、それに合せて「交通安全市民総決起大会」が行なわれた。僕も、枯木も山の賑わいとばかり、会場の市民会館の座席を温めてきた。
 渡された資料によると。昨年の弘前警察署管内での交通事故数は、 件数・死者数…負傷者数とも、昨年を下回っている。同慶の至りである。
 しかし、減ったとはいえ、死者が3人もいる。その内の1人は、僕の町会に住む高齢者だった。我が家のすぐ近くの交差点で事故にあった。
 ここでは20数年前も、やはり死亡事故があった。やはり被害者は高齢者。前回も昨年も、直接の原因はわからないが、そもそも危険な交差点なのだ。
 押しボタン式の歩行者専用信号はついている。だけど、片道2車線、合せて4車線の道路を渡りきるには、余りに青信号の時間が短い。どう見ても、高齢者が渡りきるのは難しい。
 加えて、なかなか切り替わらない。ボタンを押しても、遙か先に見える二つ向こうの自動車用信号が赤にならないうちは、ここの歩行者用信号は青にはならない。タイミングが悪ければ、分単位で待たされる。だから、待ちきれずに赤でも渡ってしまう人、あるいは横断歩道のないところを渡ってしまう人はけっこういる。
 そういった環境を改善して欲しいと、市の交通政策課に提案したことがある。しかしまぁ、信号は、県警の仕事の範疇だ。市からも県警に伝えてもらい、改善を検討するような返事をもらったのだが、未だに直ったようには見えない。
 県警が、改善を渋っている原因が、もしも、車の渋滞緩和だとしたら、それはとんでもない話だ。渋滞と人命とどちらが大切だと考えているのだろう。
 いつも、交通安全総決起大会に出て思うことがある。大会宣言を唱和するのも、パレードを行なうのもいい。でも、こういった死亡事故の現場の環境改善に手をつけなければ、目指す「交通事故死0」は実現できないだろうと思う。
 僕個人として、今できる最大の交通安全に対する取組みは、運転をしないことだ。視力の衰えは如何ともし難い。自分でも危ないと思うことがままある。
 4月下旬には、眼の手術をすることになった。成功すれば、格段に見えるようになるという。少なくとも、それが終わるまでは、なるべくハンドルを握らないようにしたいと思ってはいるのだが・・・。(8775)