蕾今日の会議の場所は緑の相談所。弘前公園内にある。自宅からだと、歩いて20分足らず。ちょうどいい散歩コースだ。
 途中、お堀端では、今にもほころびそうな目を楽しませてくれる。春を全身で感じながら、会場へ向かった。
 会議の内容は、弥生ネットと、市公園緑地課との意見交換会。新年度で市の課長も交代したので、その顔合わせも兼ねて行なわれた。
 弥生ネットのことは、これまでも何度もブログに書いてきている。もともとは、三セクがスキー場開発に失敗した土地を、市が買い取って大型児童館を建てようという計画に反対してできた団体だ。当時は、市と真っ向から対立をしていた。
 その後、児童館計画もご破算となった。今では、その跡地には、スキー場建設のために、一度は剥ぎ取られた山肌に、木々が生い茂っている。言わば「再生の森」と呼んでもいい。
 弥生ネットも、活動の方向を変えた。自然の回復の様子を見守ることができる場所、あるいは、子どもたちが(大人でもいいが)、植物や昆虫とふれあえる場所として、出来るだけ自然を損なわないような過形で活用してはどうかと、積極的に市に働きかけている。
 そういった経緯の中で、数年前までは独自に行なっていた”自然観察会”も、今では市が主催してくれるようになった。勿論、弥生ネットのメンバーも、お手伝いをしている。
 今日の意見交換会では、その今年度の日程も決まった。年2回、春は6月19日、秋は10月2日の予定だ。いずれも土曜日である。
 さっき、「勿論、弥生ネットのメンバーも、お手伝いをしている」などと偉そうに書いてしまったが、実は僕は、ここ何年か参加していない。日曜日が多かったからだ。日曜日には、弘前読書人倶楽部の当番という、大切なルーティーンワークがあるのだ。
 それが、今年は土曜日だ。久し振りに参加してみようと思う。今から手帳に書きこんでおいた。
 でも、身体がついていけるだろうか? 足が前に進むだろうか? 観察会には、小学生から、僕より遙かにご高齢の方まで、老若男女が参加する。そんな中で、足手まといになりやしないか、今から心配をしている次第だ。
 破壊去れ尽くした弥生の地にも、木々は育つ。まれに見る寒波に襲われた今冬だったが、それでも蕾は膨らみ、やがて花が咲く。自然の力は偉大だ。
 人間だけだ。放っておくと衰える一方なのは。僕も頑張って、50年前には山岳部に所属していた頃の体力を回復させよう。で、一体何を頑張ればいいのだろう?(8833)