言うまでもなく、地方議員の任期は4年である。その中で、弘前市議会においては、常任委員会や広域事務組合等の所属は2年で交代となる。今日は、議会運営委員会が開催され、6月以降の、新たな配属が内定した。
 断っておかなければならないが、あくまで”内定”である。正式には6月4日開会の、令和3年第2回定例義解の初日に決定する。もし仮に、僕がポックリ逝ったりすれば、変更になることもある。そのことをご理解の上、読み進めてもらいたい。
 僕は、引き続き、経済文教常任委員会(以下;経文)に配属となる予定だ。議員にさせていただいてから、8度目の委員会となるが、その内、7回までが経文だ。
 たった1回(2年間)だけ、建設常任委員会を経験した。その時だって、経文に行きたかったのだが、無所属の哀しさ、希望を出す前に定員が埋まってしまっていた。
 僕が経文に拘る理由は、はっきりしている。選挙の時に掲げた公約が、「地域経済の振興」「中心商店街の賑わい創出」「文化都市弘前の実現」「こどもたちの教育環境の整備」「生涯教育の充実」等々、ほとんどが、経済や文教に関するものばかりだからだ。言わば、経文に所属して、それらの議案の審査に加わり、折々に提案を重ねていくことが、公約に対する真摯な姿勢だと考えている。
 同じ会派を組むTa議員も、これまでと変わらず厚生常任委員会に内定した。彼もマニフェストの中で、いの一番に子育て世代への支援を掲げていて、この委員会を希望したようだ。
 色々な考え方はあると思う。もっと幅広く何でも経験した方がいい、という人もいるだろう。それも一理も二理もある。
 というのは、議員は、やはり、ゼネラリストであるべきだとも思う。少なくとも「〇〇についてだけは詳しい」「〇〇以外は苦手だ」では、市民の付託に応えるのが難しい。
 ただ、一方で僕は、スペシャリストであることも必要だと考える。いや、全員がそれぞれの得意分野を持つことが重要だ。
 今現在だって、農業のこと、福祉のこと、教育のこと、観光のこと、防災のこと等々、様々な専門知識を持った議員が、それぞれの知見に基づいた質問や提案をしている。そのように、28人(現在は1人欠員)のスペシャリストが集まって、議会全体としてゼネラリストとなって、総合的な判断が下せる、というのが理想のような気もする。
 ともあれ、残り2年間の役割も決まった。コロナ禍の中、何かと制限もあろうが、老体に鞭打って走り続けたい。途中で息切れをしたら、その時は、このブログの速射の皆様からも、ビシビシと鞭を入れて欲しい。
 ん? 決して、そういう趣味はないので、誤解のないように・・・(8019)

 追伸
 同じようなことを、以前にも書いたような気がしてきた。何せ、昨晩の酒の肴すら忘れるような歳だ。重複があったら、平にご容赦を・・・。
 早速、鞭が飛んできそうだなぁ。