午前中10時、同じ会派を組むTa議員と控室で打ち合わせ。Ta議員とは、3日と続けて会わない日はないくらい、しゅっちゅう顔を合せている。”会派”を名乗る以上、それくらいの意思疎通や情報交換は、当然のようにも思う。
 当初は、もう一人、別の議員も来るはずだった。 ところが時間になっても顔を見せない。何かあったのかと思い、電話をしてみたら、折り返し連絡が来た。稼業の農作業が忙しくて、打ち合わせには行かれないとのことだった。
 さもあろう。りんご農家の皆さんは、今からが、最も忙しい季節となるのだろう。特に、明日から一般質問が始まり、朝から夕方まで議場にいるとなれば、今日中に終わらせておきたい作業も多々あったことと思う。僕もTa議員も、そういった事情を察して、明日の朝、再度打ち合わせをすることにした。
 僕は、決して、兼業を否定するものではない。むしろ、様々な経験や職業を持った議員がいることは良いことだと思う。それだけ、多種多様な有権者の声を、議会に反映させることができる。  
 ただ、一部では、議員は全員兼業にして、議会は夜間に行なうべきだ。兼業だから報酬も最低限でいい。甚だしいのはボランティアにすべきだ、なんて世論もある。これには反対だ。
 仕事帰りに、夜集まって、ただ「賛成」「反対」の挙手をするだけなら、それでもいいだろう。でも、「賛成」にしろ「反対」にしろ、責任ある判断をするためには、しっかりとした根拠が必要だ。それには、できるだけ多くの人に意見を聞き、時には実地調査も必要になる。  
 また、議決するだけではなく、市政に対する提言や要望も、議員の仕事の一つだ。そのためにも、毎日の広範囲な情報収集を初めとする日常活動が求められる。決して、昼は本業、夜はボランティアで議会、といった片手間でできる仕事ではない。真剣に取り組めば、極端な話し、365日朝から晩までが議員活動と言ってもいい。
 僕もTa議員も、他に職業を持っていない。いわゆる”専業”である。だから頻繁に打ち合わせを行なうことができる。現地調査に行くにも、多方面の団体等からのヒアリングにも、一緒に行動することが可能だ。
 こんな議員がいてもいい。他にも何人か専業議員はいるが、もっと増えてもいい。何も、全員が兼業でなければならない、だなんてことはないではないか。と、朝から晩まで暇な僕は、そう考えているのである。(4978)

 追伸
 暇? 謙遜ですよ、謙遜。読者の中には、以前「僕は馬鹿だ」と書いたら、本当に僕のことを「馬鹿」だと思った人もいたとか・・・。そのくせ、「僕は弘前のジュリーだ」と書いても、誰にも信じて貰った試しはない。