「弘前市議会に、農家出身の議員は、どれくらいいるんですか?」
 これは、先月末行なわれた、母子寡婦福祉会主催の「親子で学ぶ社会のしくみ」という催しの中で出された質問だ。「大体、半分くらいでしょう」とTa議員が答えた。
 今日、改めて数えてみたら、やっぱり、大体半分くらいだった。”大体”というのは、実家は農家でも前職は別の職業だっったり、あるいは、議員以外の他の仕事を持ちながら、兼業で農業に携わっている人もいたりして、カウントが難しい面もあるからだ。
 それでも、以前に比べれば、その割合は、かなり減ってきているようにも思う。特に近年は、様々な前歴の持ち主が増えてきた。だから、質問にもバラエティー感が出て面白い。(あっ、バラエティーってテレビのことではないよ)
 今日も、そんな議員が5人登壇した。順不同で、簡単に紹介しよう。
 同じ会派を組むTa議員は、元銀行マンである。今日も、市長公約の評価検証や、その中の市立病院の経営状態について質問した。
 が、なかなか答弁が噛み合わない。というか、市長答弁も、病院事務局長の答弁も、もし一般企業が銀行に融資を求めに行ったとしたら、あれではお金が借りられない。企業経営では、「何をしたか」よりも「どんな出した出したか」の方が大切なのだ。
 元国会議員秘書のKi議員は、相変わらず堂々としている。僕は、彼の最初の一般質問の時から、その態度や声に感服している。
 今日は、コロナ対策の国の新たな交付金制度のことを採り上げた。ああいうところは、さすがに前職の経験が生きているのかなぁと感じた。  
 元副市長もいる。E議員だ。副市長と言ったら、行政の事務方のトップだった人である。今日は、ここのところ続いている、市の入札における積算ミスのことを追求した。
 実は、この問題は、僕も通告していた。僕の出番は金曜日。正直言って、E議員が洗いざらい聞き出してくれれば、金曜日には、省略することもできるかなぁと、甘いことを考えていた。でも、残念ながら、時間切れになってしまった。E議員もさぞや不完全燃焼だったろう。
 To議員は、政党員である。前職はわからない。ただ高校時代ラグビーをやっていたというのは、他の人から聞いたことがある。
 今日の質問は、ファシリティーマネージメントと旧市立図書館について。どちらも、現市政になってから、後退した感のある施策だ。旧市立図書館については、僕も以前質問したことがあるが、その時とは状況が変わっているようだ。
 最後に紹介するのはNo議員。彼の前職は自衛隊である。有害鳥獣の駆除に携わるハンターのことについて質問した。
 さすがに詳しい。散弾銃やライフル銃のことに言及した。つい「武器」という言葉がでたのはご愛敬か。
 僕は、彼の質問を聞きながら、「散弾銃」という言葉が出る度に、自分の三段腹をつまんで、一人で苦笑していた。(3820)