弘前市議会令和3年定例会一般質問は、今日が最終日。4人の議員が登壇した。
 実は僕もその中の一人だった。入札における積算ミスとその取り扱い、食で応援アップルパイ、文化財文化施設等の学校教育での活用などについて質疑を交わした。
 が、今日は、自分の質問については触れない。おいおいこのブログで紹介しよう。今日は是非、Ku議員が採り上げた問題のことを書きたい。岩木スカイラインのことだ。
 岩木スカイラインは、山麓の羽黒温泉郷付近から、岩木山八合目までを結ぶ全長9.8㎞の有料道路だ。69ものカーブを登りきったその先には、九合目までのリフトの起点があり、手軽に登山気分を楽しめるルートとして、多くの人に利用されている。かつては、弘南バスの一部門であったが、現在は独立した純民間企業の経営になっている。
 今日、問題提起されたのは、その道路除雪のことである。昨年から、市が直接、除雪を行なうようになった。その経費は、年間約180万円に相当することが、今日の答弁で明らかになった。この中には、ロータリー車の修理費は含まれていない。
 Ku議員は、スカイラインが、民間企業が所有し経営している施設であることから、市が除雪をすることに疑義を投じた。私企業に便宜を与えるのは、公金の支出という点では違法性があるのではないかという指摘だ。
 これに対し、市の答弁はこうだ。岩木山は優良な観光資源である。特に、4月から5月にかけての、岩木スカイラインの雪の回廊は、海外からも注目されていて、「早春の岩木山」をこれから大いにアピールしていきたい。そのためにも、弘前桜祭りの開幕前に除雪を終えることが重要であり、市が除雪を支援することには”公益性”がある。うん、それも一理ある。
 でも、よく考えれば、スカイラインは”有料”道路なのである。普通自動車で、通行料は1830円となっている。つまり、この運営会社の経営原資は、道路そのものでしかない。そこから収益を得ている。本来であれば、その通行料の中に、冬場の除雪経費も含まれているはずだ。その除雪を、市が全面的にとり行なうということは、一民営企業の営利行為に、市が直接に加担していることに他ならない。公平性の観点から見ても、疑問が出ても当然だ。
 そんなこんなで、議論は噛み合わなかった。”優良”な観光資源だが、”有料”の施設だ。そこが”憂慮”される。
 と、こんな駄洒落を思いついたのて、自分の質問のことを書かなかった次第だ。我ながら馬鹿だね。平にご容赦のほどを・・・。(6349)

 追伸
 ”早春”と言えば思い出すのが、南沙織の「早春の港」。”山”と”港”では正反対だし、第一、本文とは全く関係ないが、まぁ、僕の青春の思い出にお付き合い下さいませ。